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山田英司の編集「武」日記

倉本武学の先進性を再認識
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    今日は倉本先生を訪ね、事前に映像を郵送していた武術トライアルの感想を聞きにいきました。 やはり、話しはディスアームルールの難しさに。武器を持つ相手との距離、武器の硬さなどにより、ディスアームが難しくなる。 川嶋先生が提案されたように、まずは武器を掴んだ状態からが現実的。ただし、日頃から練習していないと力任せになってしまう。 また、複数のn-1は、襲われる方が待つと勝つのは難しい。自分から顔面を狙って積極的に攻めないと、プレイヤーに勝ち目はない。 また、小円や中円はどうしても相撲的になりがち。体重の重い者が有利になる。土俵自体の存在が打撃を邪魔にする。 など、実戦を知りつくした倉本先生ならではのご意見を伺いました。 さらに、実際に棒を取り、様々なディスアームや崩しの技術を見せていただきました。 一瞬で私の手から奪ったり、持っている私の身体や手に圧がかかり、崩されてしまいます。まさに合気がかかった状態にされてしまうのです。 武術トライアルルールの追求が、やがてこんな奥深い技術に結びつくのだとしたら、こんな面白いことはありませんね。 もちろん、その前段階で崩しの研究などをもっと徹底しておこなわなければなりません。ただし、一つのルールが設定されれば、試行と検証を重ね、やがて技術ノウハウが蓄積し、合理的な練習方法も確立していくでしょう。それにしても倉本先生は、何十年も前からこうした研究を続け、その成果を武学として纏められていたのですから、驚くべきはその先見性です。 改めて倉本武学の奥深さと先進性に驚かされました。
    右肩に棒を担いだ構え。ここからノーモーションで右の棒が振られます。
    両手で掴むと崩されてしまう。

    こちらは掴んでいるのにズルズルと引かれてしまう。
    手首と身体に圧をかけられ、身体が動きません。
    | BUDO-STATION | 22:03 | - | - | - |
    深くてマニアックな武術会議
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      いや、むちゃくちゃ面白かったなあ。今日は先日の武術の反省会と総括。実行委員の他に顧問の川嶋先生を迎え、ルール4のディスアームルールの反省から。竹内先生から、武器を持った相手を制するだけでポイントとなるルールが提案。中円を使えばなかなか面白そう。でも、柔らかな武器は制しにくい。そこで川嶋先生から目からウロコの提案。 どうせ武器の奪い合いになるなら、最初から両者が片手で武器を掴んでいる態勢から奪いあったらどうか?倉本塾ではこうした練習をしているようで、川嶋先生が実演。 するとまさに合気の世界。立ち関節もありにしたら、そのまま合気道や古流柔術の攻防。合気道や柔術が刀を抜かせずに相手を制することを目的にした体系だとしたら、このルールは大ヒット。誰も成功しなかった合気のルール化も見えてきました。 この後、近くの飲み屋に全員で移動して、議論は続きます。 その内議論はルールを超えて、戦闘術や暗殺術の概念のどちらによるかで技術が変わってくる。という深い話しに。塔手や李書文の技術の必然性にまで話しが及びます。 ユーチューブで生放送したくなるくらいマニアックで面白い話しでしたよ。
      川嶋先生の合気を使った棒術の崩し。
      田口先生の古流柔術。立ち関節も初めて有効になる。

      こんなメンバーで乾杯。たまには飲み屋もいいもんです。
      目突きや金的掴みもありだと、自然に塔手が必要になる、塔川嶋先生。
      | BUDO-STATION | 22:46 | - | - | - |
      写真で見る武術トライアルの激闘
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        先日の武術トライアルの記録の為、映像資料などをまとめています。カメラもプロの川保天骨氏に頼んだ為、いい写真が色々あり、写真だから気づくシーンがたくさんありました。 いくつか紹介しましょう。 まずは写真Iがディスアームルール。安全性を考えスティックは柔目を使用。すると支点がつくりにくく、奪いにくい。結局寝技に持ち込み、武器の持ち手を動けなくして奪うのが現実的。 写真2は相手が2人のn-1ルール。今度は安易に寝技に行くともう1人からボコにされるという典型的な形。 n-1に慣れた拳功房の生徒は相手を一例に並べるようなポジション採り。これが写真3。襲う側が自爆しがちです。 写真4は利き腕にグローブをつけた小円。金的を打つ攻撃も認められていますが、カップをつけている為、すぐにガプリ四つの推し相撲への展開へ。 打撃は相撲の立会いの一瞬と同じく、一撃くらいの交錯しかありません。写真5は、その一瞬に野沢君の膝の入ったロー。対する南山君は膝を上げつつ右ストレートカウンター。野沢君はそれをスリップしてます。一瞬の間に両者はこんな攻防を行っていたのです。 写真6は防具付きの小円。呉式の日高さんはパンチを打たれながらも呉式の双按で相手を吹っ飛ばす。太極拳はこのくらいのワイルドさがあれば打撃に対しても充分使えます。 写真7は、この一瞬しかない打撃の間合いで、今野選手の見事な虎爪掌。唯一のKO勝ちでしたが、この動きは見事。まさに伝統武術の打撃は、こうした居合のような一撃必殺を目指すべき。今回の大会から教わることは多いですね。 写真I
        写真2

        写真3
        写真4
        写真5
        写真6
        写真7
        | BUDO-STATION | 20:43 | - | - | - |
        初の武術トライアルは凄かった。
        0
          昨日は第1回のブドステ武術トライアル。参加者13名。拳功房は黒帯がほとんど参加した為、7名。他にマーシャルボディから野沢君、Tさん、ジークンドーから竹内先生の他2名。カンフーランドから酔拳野郎、今野選手。呉式からHさん。最高齢出場者は拳功房のKさん66歳。最年少はジークンドー高橋選手の27歳。こんな素敵なメンバーがほとんど総当たりで戦うので、野沢君対竹内先生、竹内先生対今野選手など黄金カード続出。 ルール4のディスアームルールは思ったよりスティックが奪いにくくドローが続出。ルール3のn-1対複数はトドメがなかなかさせないものの好勝負続出。ルール2の利き腕搭手ルールは打撃より、押し相撲的展開が多いのが予想外。ルール1は無構えルールラウンドでほとんど決着がつき、2メートル小円で戦うことの難しさを思い知らされました。 総括すると時間が短く、場所が狭いと打撃よりほとんどが推し相撲的展開。ただしその中では太極拳のカオや崩しは意外に有効。上手く使ってる者は型通り相手を押し出していました。 格闘技とは全く様相の異なる今大会を最多勝利で終えたのはなんと5勝を挙げた和尚こと江波戸君。これまで格闘技の大会ではなかなか勝てなくとも一番コツコツと練習を重ねてきたのでコンフーは身についていたようです。いわゆる尚雲祥タイプかもしれません。 次は4勝の酔拳野郎今野選手。カンフーマスターズクラスに入り、メキメキ武術力をアップしてます。 あまり大きなケガもなく、無事終わったことが主催者としては何より。今後の手答えも充分感じた面白い大会でした。
          ルール4は、本気で叩いて来るスティックをディスアーム。寝技に持ち込み、奪い取る頭脳的な選手もいました。
          ルール3はグローブをつけた2人が襲ってくるのでダブルパンチを食らうこともあります。
          ルール2は写真のような陳式の第1動作が使いやすい。型の第1動作が大体どの流派にも一番実戦的な動作が入ってます。
          搭手からの右拳の相打ち。竹内先生と酔拳野郎今野選手の素晴らしい戦い。
          ルールIの無構えからの勝負は居合のように一瞬。今野選手の虎爪掌一発で対戦者を戦意喪失に。防具の上から利かすのは大したものです。
          左は最多勝利5勝を挙げた拳功房、蟷螂拳クラスの江波戸選手。右は4勝を挙げたカンフーランドの今野選手。エクストラ試合で勝ち星を稼いだ江波戸選手はスタミナと集中力が凄かった。
          林先生と川嶋先生を囲み、関係者と選手達。

          終わったら皆で道場で乾杯。
          酔っ払て寝てる林先生の横でジークンドー選手達。唯一のケガはジークンドーのN選手の鼻。実は対戦者でなく、n-1の仲間だった竹内先生のパンチの引きで肘が鼻に当たってダメージ。格闘技では考えられない仲間からの打撃。集団戦ではこうしたケガもあるのです。
          | BUDO-STATION | 17:48 | - | - | - |
          倉本先生に武術トライアルのご報告
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            倉本塾に、倉本先生を訪ねました。ご無沙汰してたので、その間のご報告と明後日、ブドステ初の武術トライアルを行うご報告です。 ルールは1から4まであり、それぞれ別の実戦局面を切り取っています。 ルール1は狭い土俵からの押し出しで試合時間10秒。もともと10秒組み手や3秒組み手は倉本先生の発案なのです。先生はブドステルールブックを興味深そうに見られていました。 私が、キックや空手のルールでは、太極拳など中国武術は使いにくいが、このルールなら力を発揮できるのではないでしょうか、と言うと、倉本先生の答えは凄かったですよ。 「キックも柔道も太極拳もノールールで戦えば何が実戦的かわかる。」とのこと。 しかし、そうもできないので、防具を付けてルール化するのはしょうがない。 そして、「試合当日は用事があって行けないが、ぜひ映像を見せて欲しい」とのこと。ありがたい。こちらこそ、倉本先生には試合を見て批評をいただきたかったのです。 試合当日は川嶋先生や林先生も登場されるとのこと。実戦を知る先生方が、興味を持っていただけるのはありがたい。 しかし、ルール作りは大変。今は産みの苦しみです。

            ルールブックを鋭い眼差しでチェックする倉本先生。「実戦性を追求しているルールだ。しかし、実際にやってみると穴が色々見つかるだろう。それでも、まずはやってみることだ。」とのお言葉をいただきました。
            | 日常 | 17:28 | - | - | - |