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山田英司の編集「武」日記

システマをそしゃくする天田先生
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    昨日は菊野選手の講習会の前に天田先生のシステマ体験会&練習会が行なわれました。私もこれまで多くのシステマインストラクターの指導風景を見てきましたが、天田先生のシステマは一味違う。多くのシステマインストラクターは、不思議な練習の目的を明言しないで指導することが多く、それが逆にシステマの神秘性を醸し出す土壌になっていたかもしれません。システマに神秘系のオタクが集まったり、その評価が様様なのはその為でしょう。しかし、天田先生は、各練習の目的と要点を明確にしてからトレーニングに入るので、実はシステマは極めて合理的で決して神秘性を求めている訳ではないことがよく分かります。武術を、形や動きではなく、核になる部分から行う。いわばあらゆる武術に共通の極意部分から練習する訳で、むしろ武道や格闘技の上級者の方がシステマの価値を理解しやすいかもしれません。 練習の目的を明確にするには、その武術の体系を理解し、そしゃくしなければ出来ないこと。私も時々、中国武術もそしゃく能力を持った日本人に教わるのが一番上達が速いのではないか、と思う時があります。どうしても古流の説明原理が科学的でなく、日本人には分かりにくい部分があるからです。 それはおそらく文化の土壌が違う国で生まれたシステマも同じこと。そしゃく能力を持つ天田先生の指導は、誰にでもシステマの合理性と実戦性が分かりやすく伝えてくれます。 天田先生のシステマは毎月第二土曜日11時から。今なら入会金なしの月会費2000円。
    リラックスを促す状態で呼吸の練習。身体の力を抜いていきます。
    拳立ては、一番肩甲骨が動く位置を見極める練習。その形が肩甲骨をフルに使ったストライクの形を教えてくれます。
    なぜ斜めにローリングするか?脊柱の保護の他、
    手に武器を持っていてもそのまま回り、即射撃の体勢に。柔道や合気道と異なるのはその為です。
    360度の方向からパートナーに押してもらい、流す。脱力して手をブラブラさせているのですぐに反撃が可能。考えて技をだすのでなく、相手のベクトルがそれを教えてくれます。
    ポジショニングは相手と非対称がシステマの原則。プレッシャーにも身体を斜めにして受け流す。

    全員で記念撮影。
    天田先生と菊野選手が鉢合わせ。様様な武術がクロスするのがBUDO-STATIONの魅力。
    | BUDO-STATION | 19:05 | - | - | - |
    菊野選手の秘伝大公開
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      今日はシステマ講習会の後、菊野選手の「強い突きを当てる」講習会。さらに、ダーティーボクシングの撮影とイベント三連ちゃん。まずは菊野選手。講習のタイトルどおり、強い突きを当てる秘伝をフル公開。ここまで教えていいのか?と驚くほど濃い内容。 まず、ナイハンチの歩法と騎馬立ちからの突き。騎馬立ちで膝を外に張り、固定し、肩甲骨を目一杯引き、骨盤を動かさず、横へ突く。水月をはり、手で身体をリードしつつ前進。コツは米粒を掴みに行く要領。昔なら何を言ってるのかわからなかったでしょうが、川嶋先生の相対軸理論に照らし合わせると、菊野選手の説明が良くわかります。肩甲骨発動、上体の引き伸ばし、そして結合。逆に言えば、古伝の沖縄の教えには相対軸や内発動につながる身体操作が型にこめられていた、と思うと凄い。 さらに型の最初の両手を下げる形は、手を下げつつ、気迫で相手を押し、追い詰めらた相手ががら空きの顔面を突いてくる。それが分かっているとカウンターが取れる。さらに型には相手の中心を取る教えも。これらは何れも菊野選手が巌流島で強豪達をKOした戦略。私もカウンターは随分研究しましたが、相手を自由にしておくとカウンターを取るのは大変でした。しかし、ガードを開け、気で押して行き、相手に打たせるとカウンターを取りやすい、という教えには目からウロコ。菊野選手の強さの一端が理解できた気がしました。武術には様々な戦略がありますが、一撃必殺を実現する1つの方法論がここには確かにあります。感動の講習会でした。
      騎馬立ちで右肩を目一杯引く。
      下半身は不動で左方を右拳で突く。肩甲骨発動と引き伸ばしが誘発される動きです。
      米粒を取るように手から身体を導く。

      手を下ろして相手を押して行く。
      ガマン出来なくなった相手が顔面を狙ってきたら強烈なカウンターを打つ。この後、この技を破る技も公開。
      皆んなで記念撮影。
      | BUDO-STATION | 22:02 | - | - | - |
      ファイティングシステムを知ってますか?
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        日本では全く知られていないのに、オリンピックに継ぐワールドゲームズには、既に5大会前から採用。世界中に多くの競技人口を持ち、空手に次ぎ、オリンピックに入る可能性がある日本発祥の武術は?と聞かれても多くの人にはピンと来ませんね。 答えは柔術(Ju-Jitsu)です。 種目は3つ。総合に似たファイティングシステムと2人型を競うディオシステム、そして寝技です。寝技は通常の柔術ルールとほぼ同じですが、興味深いのはファイティングシステム。これは全空連式のポイントルールから始まり、相手を掴んだら投げ、そして倒したら寝技へ。捕まれたら外してはダメで必ず投げや倒し技へ。また、いきなりのタックルは反則で必ず打撃を入れてから組み技へ移行しなければいけません。いわば、ルールで、打撃技、投げ技、寝技の三局面を経由させ、それぞれの局面でポイントを奪うと一本勝ち。トータルファイター度を競うルールです。ドイツで発生したこのルールがいま、ヨーロッパやアジアで大人気。しかし、日本ではほとんど知られていないし、統括組織も活動していませんでした。 今回、一般社団法人全日本柔術連盟が設立され、その代表とファイティングシステム委員会委員長に遠山栄一郎先生が選ばれ、活動を本格化しようとしています。 遠山先生は全空連ルールのマスター王者であり5段、松濤館6段、柔道4段、さらに硬式、極真、テコンドーも有段者。50に近いのにこのルールで世界大会にチャレンジしたりしています。先日の倉本塾演武会では、このルールを紹介されてましたが、まだまだ日本では知られていないため、選手がいません。 興味のある方は、オリンピックを目指してみてはいかがでしょう。 http://www.jjfj.org
        選手として、コーチとして監督として、ファイティングシステムの様様な資格を持つ遠山先生。
        倉本塾演武会では、生徒さんがファイティングシステムルールの試合を披露。組み技や寝技がある伝統空手、という感じ。

        朱先生と児玉師範でデュオシステムの型も披露。タックル、打撃、ナイフ、など様様な攻撃に対し、型通りの対応をしなければいけないルール。これもよく考えましたね。
        普段は東川口で仁勇館館長として、活動されている遠山先生。
        | 取材 | 20:02 | - | - | - |
        倉本先生が語る心技体と揺らぎ
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          週女の由井さんと格闘技ライターの矢萩さんの3人で倉本塾に打ち合わせに行って来ました。BUDO-STATIONでは、現在、倉本先生のクラスは一般の参加不可にして、非公開の特別クラスとなっています。 今後の倉本先生の講習内容の伝授形式は、マスコミを通じての、新しい講習形式にしていかねばならないと考えています。 先日のスポーツ選手を対象にしたセミナーでは、トレーナー向けに、心技体の揺らぎの原因を講義されたそうです。 人間の体調は毎日ふらふらと揺らぎがある。心技体がいつも一致するわけではない。風邪を引いた訳でもないのに体調が悪かったり、集中力がない日がある。それは自律神経が乱れるからで、ほっておくと鬱になったりする。では、なぜ自律神経が乱れるのか?それは骨盤のずれが原因。従って薬を飲む前に骨盤ストレッチをして、骨盤職人で調整する。不調の大元の原因を取らずに、投薬や治療をしても治らない。自分が体調が悪かったり、鬱ぎみになってもその原因さえ分かれば、うろたえたり、自分を責めたりしなくなる。 なんと、武術を突き詰め、ここまで心技体との関係を明らかにした武術家がかつていたでしょうか。 倉本先生のお話は聞くたびに感動します。また、武術の奥深さを痛感させられますね。
          道の書を前に先生と記念撮影。
          | BUDO-STATION | 18:43 | - | - | - |
          中村先生の関節技はかけられる前から痛い
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            今日は中村頼永先生登場。ジークンドーとカリの新しいプロジェクトに関しての打ち合わせ。なかなか凄いメンバーが集まりましたが、色々とヒミツ。 話しは例によってあっちこっち飛び、そのうち寝技の講習会に。中村先生が、佐山先生に学んだグランド技は、ゴッチ流。柔術などとは違い、とにかく痛い。いや、関節を決められて痛いのではなく、関節に至る過程に全て点穴が入り、ギャァ!と叫ぶほどの痛みを相手に与え、苦しくてバタバタする間に関節を決めるパターン。佐山先生の内弟子だった中村先生はこれを毎日やられていた為、痛みに慣れてしまい、アキレス腱だけでなく、身体中の関節が決まらなくなってしまう身体になってしまったと言うのですから、凄まじい話しです。 私もやられましたが、まあ、苦しいのなんの。慣れない攻撃には、免疫がないので、必要以上に痛さを感じますね。痛みに慣れる。意外に見落とされがちですが、格闘技にとっては極めて重要なポイントですね。
            中村頼永先生達と記念撮影。
            頬ボネ下の痛点を親指関節で押し、
            そこから顔と首を極める。

            腕の内側を肘で痛点を推しつつ
            腕関節へ。とにかくみんな痛い。
            | BUDO-STATION | 00:52 | - | - | - |