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山田英司の編集「武」日記

綾塚先生のウィズダムヒーリング
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    私は医者が大嫌いで、医者の言うことも全く信用しない偏屈者です。健康診断も面倒臭くていかないし、数年前に行っても医者のアドバイスは一切無視。当然自己責任なので、病気も怪我も自分で直します。半年前は歯が痛いのでつい歯医者に行ってしまいましたが、結局、余計痛くされるので通院を止め、自分で直しました。歯痛も自分で治せるんですね。 感染症治療と外科的手術は専門の医者にかかるしかありませんが、その他の身体の不調は自分が原因なので他人の医者にまかせてもしょうがない、というのが私の考えです。 そう言い切れるのは武術をやっているからでしょう 。正しい武術は健康法であり、病気や怪我を治す知恵も身に付きます。ようするに自然治癒力を増大させる知恵が武術にはあります。 その科学的裏付けはよくわかりませんでしたが、この度、徳心会の綾塚先生から送られてきた著書「ウィズダムヒーリング」を読んでびっくり。まさに私が行なってきた自然治癒力増大の科学的根拠が記されていました。言葉の力で脳に刺激を与え、セロトニンやノルアドレナリンを放出させる手順が明快に書かれており、気功治療や手かざしなどの神秘的な療法の種明かし本とも言えます。逆にその理屈を知ると伝統の武術の教えの正しさを改めて実感します。そっち系が好きな人や自然治癒力を増したい人にはオススメ。アマゾンで買えるそうです。 オスカー綾塚著「ウィズダムヒーリング」はブイツーソリューションから1100円。

    | 武術理論 | 20:56 | - | - | - |
    楊露禅のアダプターテクニック
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      おおっと何なんでしょうか、この怪しい団体は。いつも月曜日は田口ちゃんと練習することが多いのですが、今日は太極拳の三動素の練習なので外部から竹内先生や日高さん、一馬も参加。ミニ講習会になってしまいました。
      私のまとめた三動素は太極拳や内家拳の組手に必要な動きを三つにまとめたもの。この動作からあらゆる攻撃に対し、太極拳で反撃できます。非常に簡単で、太極拳の型や推手をやってる人はすぐに組手ができるし、多人数相手にも戦えるようになる魔法のアダプターテクニック。しかし、その実体は楊家の覧雀尾とほとんど一緒です。青い鳥じゃありませんが、長年かけてたどりついた絞りに絞った動作も既に24式にも採用されてるほどの何でもない動きでした。勿論、型だけやってても中身はわからないでしょうけどね。アダプターテクニックは形ではなく、概念になってしまいました。しかし、楊露禅は陳式に太極拳のアダプターテクニックを動作として付け加えた、とも考えられ、新しい太極拳の歴史像を展開しなくてはならないかもしれません。

      月曜の夜、フルコムに集まる怪しい人達。

      竹内先生は実戦の飲み込みも早く、形通り一馬を吹っ飛ばします。

      ワイワイやった後は当然飲み会に変わりました。
      | 武術理論 | 01:06 | - | - | - |
      孝真会の自由分解ルール
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        前から気になっていた孝真会の自由分解ルール。型の動きを使って戦う組手とはどのようなものか?私も中国武術の型をどうすれば使えるのか、を40年も考えてきたので、同じような研究には興味深々。孝真会の川嶋佑先生は倉本塾の忘年会でもお会いしてるし、FB友達でもあるので、今日、お願いして稽古を拝見させていただきました。
        いや、面白かったです。ピンアンなどの型を中心に、実戦ではどう使うのか?を割りだす。同時に倉本武学や、川嶋先生の試合経験などから、最も合理的な身体操作を型と照合。私は古伝と現代格闘技を結びつけるアダプターテクニックを提唱しましたが、川嶋先生は身体操作にも、古伝と現代格闘技を結ぶアダプター的なものがあるのではないか?と仮説をたて、検証作業をしています。その検証作業が自由分解ルールと考えてよいでしょう。
        初級の自由分解ルールは、手刀や金的攻撃などを寸止めで用い、あとはフルコン。しかし、これだけでフルコンルールとも、全空連とも違う組手世界を作りだしています。さらに、中級、上級と使用技は増えていくそうです。ルール化がいかに大変か私は良く知っているので川嶋先生の研究には脱帽。組織とは全く関係ない、若い空手の純粋な追求が、空手界を大きく変えていくかもしれません。応援したいですね。

        孝真会の身体操作の一つが二軸。通常の中心軸を使ったロー。
        いわゆる腰の回転を使っています。

        二軸を使ったロー。左右だけでなく、上下も使っているので、ノーモーションで蹴りにウェイトも乗ります。下がりながらも蹴れます。

        こうした二軸理論で太極などの下段払い中段突きを行う。斜め後ろに下がると同時に払い

        次の瞬間、腕を掴み、前に出てからではなく、出る寸前に突き。そこから身体が出る。


        するとバックが取れるので、

        やはり手から動くと下段払いで回る動きで相手を引き倒せます。

        このような動きを自由分解ルールで互いにゲーム感覚で出し合うスパー。楽しそうでした。

        武術空手道孝真会 0422-52-1743
        JR三鷹駅から徒歩五分
        | 武術理論 | 23:13 | - | - | - |
        失われた踵中心の謎
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          いきなりマニアックな内容ですが、やっている人間には大変重要なお話し。今日、沈剛先生の池袋教室にお邪魔しましたが、講義の内容は秘伝のオンパレード。聴勁のコツは、手三陽径(腕の毛の生えていない側)を通じて、相手の重心を読む。腰椎と丹田が繋がっているので、手三陽径を通じて読めるそうです。また、腰椎4、5番は骨盤近く、すなわち丹田近くなので不動。動かすのは、2、3番。発勁のコツと同時に、推手で崩されないコツでもあります。
          そんな秘伝のオンパレードの中、私が最も注目したのは、沈先生が骨盤を動かすときは、必ず後ろ足の踵中心に爪先をまわし、弓歩を作っていたこと。これは、松田先生が最も重視していたことなのですが、今日の大陸の太極拳は楊式も陳式も爪先中心。陳小旺が日本に来たときもこの質問をしましたが、要領を得ませんでした。しかし、沈先生のお話では、昔は呉式だけでなく、陳式も踵中心だったとのこと。沈先生が19歳の時、沈家溝にいくと、老人が踵中心に回せ、と若い人に怒っていたそうです。どうやら、この頃から発勁の仕方が変わったのかもしれません。松田先生に教えてあげたかったエピソードですが、これで長年の私の疑問も解決。沈先生、ありがとうございました。

          剣の時も、しっかりと後ろ足踵中心。

          池袋教室の皆さんと。
          | 武術理論 | 23:48 | - | - | - |
          池田師範の驚異の身体操作
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            自宅近くをあるいていたら、秀武館の池田秀幸師範とバッタリ道で遭遇。池田師範が私の自宅近くに新しい道場を出されたためです。
            私は昔から武術に関しては不思議な縁が多く、自分で選択したというより、向こうからやってくることが多い。最近では、そうした偶然的な出会いも、実は必然だったかもしれない、と思うようになりました。
            池田先生は知る人ぞ知る、陳式太極拳の初期の草分け的な達人。松田先生が大陸に、本格的に習いにいったのが83年ですが、池田先生は、なんと鄭州で陳小旺氏に陳式を住み込みで学んだのが82年。それ以後も陳式一筋。
            それまで学んでいた上地流の疑問を陳式の身体操作や、発勁理論で解明した人です。
            私が村井師範の取材でナイハンチの身体操作の重要性を知り、中国武術の身体操作で、同じようなものはあるか、なければどう応用するか、を考えていたところ、長年そうした研究を続けていた池田師範とバッタリ会うのですから不思議です。早速道場を開けてもらって、様様な身体操作と纒糸の理論をお聞きしました。
            私も好きですが、池田先生も好きですね。なんか、大学時代の古武道研究会を思いだしてしまいました。こんなに面白いことを私一人で独占してはいけないので、そのうち、本かDVDで紹介する企画を作ります。

            因みに、武術マニアには天国のような池田先生の秀武館は、
            江戸川区平井3-22-23
            090-7901-0995

            一秒間に何発も打ち込む。毎日一万発、掌と突きを打ち込むそうです。

            木人練習。手が触れた距離からの寸勁を、体を上手く使って連打。

            サンチンを陳式の姿勢で行うと、打たれても大丈夫。逆に強い力で押し返せます。因みに、私が棒で池田先生の股間を打ち上げましたが、池田先生は平然。バケモンです。
            | 武術理論 | 19:39 | comments(0) | - | - |