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山田英司の編集「武」日記

顔面と金的ありが武術の土台
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    武術トライアルを一回体験しただけで、様々な発見があり、練習内容にも影響を与えます。まず、近い間合いから、相手が「ウワー」と大声を上げて迫ってきたら、大抵の人は身体が浮いてしまいます。沈めた方がいいとわかっていても慌てると重心は浮く。だから膝を抜いて沈墜が必要なのですが、型をやり込んで身に付いていないと咄嗟の時にでません。沈みつつのカオが八極拳でも太極拳でも最重要技です。 その練習を日頃からやっておかねばいけないのですが、それに必要なのが安全具。 浜井師範のドラグローブやついたばかりの少林寺拳法公認の金的カップは多いに活躍しています。 カオは正しく行うと腕が相手の金的を打ち上げる形となり、これが金的禁止だとやりにくい。膝蹴りも同様。ムエタイ式の膝蹴りを行おうとしても、初心者は金的に当ててしまい、なかなかきれいにボディに突き刺さりません。しかし、実戦ではむしろこれでいい。金剛搗碓や、金鶏独立なども、膝で金的を蹴り上げる要領で行うとアッパーでアゴを捉えやすい。 いわば中国武術の技は金的や顔面への接触が禁じられると効果的な技が出しにくかったのです。 格闘技的バイアスがかかっているとなかなかこの事に気づかないものです。
    右手が金的を捉えると右肩も相手の中心を捉えられます。

    金的膝蹴りと同時に出す金剛搗碓。上下同時攻撃はよけにくい。
    アッパーと金的攻撃の相打ち。ボクシングではあり得ない攻防になり、防御も変わってきます。
    | 拳功房 | 21:01 | - | - | - |
    中国武術の組み手ルールとは?
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      お盆休みの為、人は少ないですが、逆に普段来れない生徒が来れたりするので、今日は珍しく組み手がメイン。 組み手って一体どんなルールでやるの?と疑問に思いますよね。そう、それが一番大切。中国武術にも、空手やキックのマネをした散打大会や、最近流行りのライトスパー大会などがありますが、いずれも武術の組み手としては不充分。むしろやればやるほど武術の動きから遠ざかりかねません。 空手やキックでなく、できるだけ中国武術の動きをしましょう、と主催者が言ってもそれはムリ。これは主催者の責任放棄であり、そのルールで勝とうとすると自然に中国武術の動きになるのが本来の中国武術ルール。主催者はそれを提示する責任があるのに、これまで誰もやってこなかった。 と言う訳でブドステが新しい武術トライアルを企画中。すごいメンツが凄いルールで戦うことになりそう。詳しくはそのうち紹介しますが、今日はそのルールに沿って八極拳と蟷螂拳の組み手。いや面白かった。実戦武術ルールだと猛虎硬巴山とかムチャクチャ使えそう。太極拳や六合短捶も強い。まさにカンフーワールド大展開。中国武術は使えるぞ。
      パーソナルスペースからの打ち合い。必ず有利な体制になるのは六合短捶の十字欣。
      使いやすいのはやはり寸勁。相手が動いた瞬間打ち込みます。

      寸勁から相手の両手を封じてカオ。北派の代表的技も決まりやすい。
      これは対複数のn-1をルール化したもの。複数の相手からタックルを喰らったらおしまいです。
      | 拳功房 | 20:23 | - | - | - |
      令和の最初は蘇昱彰先生の教え
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        今日は令和初日。世間は休日のせいか、養生気功太極拳と、壮健長生内家拳のクラスも体験者が多く、熱気に包まれています。 このクラスは、唯一、松田先生ではなく、蘇昱彰先生から学んだ武術を中心に指導しています。 12年前、蘇昱彰先生が楊家太極拳の本を作りたがっている、と野田先生から連絡があり、私が編集、執筆することに。 しかし、当時日本では、楊家太極拳は簡易式しか教えていなかったので、108式を詳しく聞く相手がいません。 そこで、蘇昱彰先生が野田先生に教えて、それを私が取材するより、私が直接学んで書いた方が早い、ということになり、結果として2年間、私は蘇昱彰先生から楊家太極拳や気功を学ぶことに。 その間も蘇昱彰先生から太極拳や他の武術の取材を続け、途中、蘇先生に原稿チェックをお願いしても、「全部山田に任す」と言うので結局、私が一人で全部書いてしまいました。 さて、本ができて蘇昱彰先生に見せると「ああっ、こんな秘伝まで書いてしまったのか!」と驚かれ、「お前は松田みたいだな」と怒られたものです。 最初はあまり気乗りしなかった楊家太極拳でしたが、本を書く為深く取材し、また、長く練習していると、これはひょっとして凄いものを学んだのかも、という気がしてきます。 そんな蘇昱彰先生の教えが色々と詰まった五行の気と楊家太極拳を、今日指導していることに、何か不思議な縁さえ感じました。
        これは八卦掌。骨が延びます。
        練習が終わったら、当然改元祝いに皆で乾杯。
        | 拳功房 | 19:50 | - | - | - |
        健康にいい発勁
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          今日は月曜。日曜日は朝から夕方まで7時間近くぶっ通しで動いているので、当然翌日には筋肉が疲れています。 その疲れた場所で、前日の練習の質がある程度判断できます。 いい練習ができた翌日は、骨盤周りがコルセットをしているように張っているので、その上に脊柱がまっすぐに立ち、首もピン!と伸びる。そう、いい練習をすると骨が伸びて姿勢が良くなる気がします。 逆に肩甲骨が張ったり、腰が痛くなる時は割と力任せで練習した時ですね。 翌日、いい疲れ方をするのがいい練習、というのが最近わかってきました。 八卦掌や順式呼吸を正しくやると、脊柱が伸び、腰の痛みも取れるから不思議。健康法のクラスの会員さんなど、50歳を過ぎて、身長が1センチ以上伸びてしまった人もいます。 また、松葉杖をついていた人も、腰の痛みが取れ、翌週には元気に運動を。 踵から脊柱を通して波運動を首の後ろまで伝えていく順式呼吸の運動はオススメ。ユーチューブでも紹介しています。 仙骨を入れ、正しい馬歩の姿勢を作るのがポイント。お尻が出ると波運動ができません。 下腹に息を吸い、 吐きながらお腹を前に。
          さらに胸を前に出すと胸が広がる。これが順式呼吸の発勁動作になります。
          | 拳功房 | 16:19 | - | - | - |
          恐るべき子午鴛鴦鉞
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            私は以前から八卦掌の子午鴛鴦鉞と言う特殊武器を探していましたが、日本の武術ショップではなかなかいいのがありませんでした。 ところが、昨日の黒帯研究会で、山ちゃんが特殊ルートで入手した子午鴛鴦鉞を持って来てくれました。早速、メニューを変えて、皆で子午鴛鴦鉞の研究。 すぐに各種武器との戦いが始まりますが、なんとこれが使いやすい。 まず、受ける面積が広いので防御が固い。また、受けるとちょっと手を捻るだけで相手の武器を封じることができる。 また、両手を使えるので、様々な拳法の動きが活かせる。八卦掌や形意拳で良く使われるということは、内家拳向きかと思い、楊家太極拳の動きを試すと、受けたあと粘ったり、崩したりもしやすく、太極拳にもぴったり。 また、一馬先生によるとカリやダガーの技術もそのまま使え、むしろ欠点であった防御力の薄さを補えるそうです。 もともと八卦硬掌の練習の補助で使うつもりだったのですが、武器を通して戦うとこれまで疑問であった技や身体操作がいきなりリアリティを持ちだすから面白い。 武器の研究は大切ですね。
            相手の武器を封じながら一方の手で攻撃。これが有効。
            長い武器には封じつつ中へ入れる。

            本来の八卦掌の動き。走圏を使うので、攻撃をさらに避けやすい。
            野沢逆手流の動きにも対応。
            | 拳功房 | 16:47 | - | - | - |