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山田英司の編集「武」日記

ユーチューブセミナーで勉強です
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    今日は珍しく格闘技以外の勉強。松下さとし先生のユーチューブセミナーに参加してきました。ブドステやフルコムも常に新しい発信媒体を模索しているので、実は私は密かに色んな勉強をしているのです。 格闘技雑誌から始まり、書籍、ビデオ、DVD、インターネット、そしてリアル道場まで作ってしまいました。メディアの形態は変わってきましたが、実は発信する内容やテーマは30年前から変わっていません。 武術とは何か?達人とは何か?その構造を明らかにして、科学化、理論化すれば、誰でも武術の達人になれるかもしれない。誰でもなれるとしたら、自分もなれるかもしれない、という仮説を立ててそれを検証する。 こんな道に入ってしまったら奥深くてひたすら前に進むしかなくなってしまったのです。 一人では検証の限界があるので、読者を含め、多くの人の協力が必要。その為に効果的なツールは時代によって刻々と変化するので、私は全くこだわりません。 手段より、知りたい内容こそが問題だからです。そんな訳で、今日は松下先生から多くのヒントをいただきました。 ユーチューブにもこだわらず、様様なメディアがあることを知り、目からウロコでした。 こりゃ、また忙しくなりそうだぞ。

    ユーチューブセミナーの様子。
    松下先生と19歳の受講生君と金の蔵へ。
    | 日常 | 20:16 | - | - | - |
    倉本先生に武術トライアルのご報告
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      倉本塾に、倉本先生を訪ねました。ご無沙汰してたので、その間のご報告と明後日、ブドステ初の武術トライアルを行うご報告です。 ルールは1から4まであり、それぞれ別の実戦局面を切り取っています。 ルール1は狭い土俵からの押し出しで試合時間10秒。もともと10秒組み手や3秒組み手は倉本先生の発案なのです。先生はブドステルールブックを興味深そうに見られていました。 私が、キックや空手のルールでは、太極拳など中国武術は使いにくいが、このルールなら力を発揮できるのではないでしょうか、と言うと、倉本先生の答えは凄かったですよ。 「キックも柔道も太極拳もノールールで戦えば何が実戦的かわかる。」とのこと。 しかし、そうもできないので、防具を付けてルール化するのはしょうがない。 そして、「試合当日は用事があって行けないが、ぜひ映像を見せて欲しい」とのこと。ありがたい。こちらこそ、倉本先生には試合を見て批評をいただきたかったのです。 試合当日は川嶋先生や林先生も登場されるとのこと。実戦を知る先生方が、興味を持っていただけるのはありがたい。 しかし、ルール作りは大変。今は産みの苦しみです。

      ルールブックを鋭い眼差しでチェックする倉本先生。「実戦性を追求しているルールだ。しかし、実際にやってみると穴が色々見つかるだろう。それでも、まずはやってみることだ。」とのお言葉をいただきました。
      | 日常 | 17:28 | - | - | - |
      漫画「こまどりの詩」を読む
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        週女の由井さんから珍しく新刊の漫画本が送られて来ました。桜沢エリカの「ビューティーレジェンド四代記 こまどりの詩」。美容業界で活躍する女性四代にわたる職業漫画。昔から知らない業界や世界は漫画で学んできたので、未知の美容業界やモデル業界の内輪話しは新鮮。しかし、さすがに美容業界は男にとって感情移入しにくいなあ。 そんなことになぜ夢中になれるのか?と不思議に思いますが、考えたら武術の世界も同じようなもんですね。 太極拳をどう使うか?発勁の実戦用法は?真の実戦は?など、毎日毎日我々は夢中になっていますが、それが世の中の何の為になるのか?他人から見たら我々も同じですね。 強いて言えば、梶原イズムや黒崎イズムで育った我々は練習好き。スポ根ものも、魔球や秘技を生み出す練習シーンに一番惹かれる。かつての少女スポ根漫画も、サインはVからガラスの仮面まで、特訓がテーマ。でも、今の漫画に特訓シーンはない。主人公は最初から才能や美貌に恵まれている。ありのままの自分で成功するって、形を変えたシンデレラ願望か?実際、女性は後天的な努力より、先天的な美貌や才能、そして環境や人脈で社会的な成功が左右される、と言うのがテーマだとしたら、一種の社会的リアリズム表現か。 なんてことを考えながら、たまには格闘技以外のことを考るのもいいもんです。
        主婦と生活社から、各巻900円+税
        | 日常 | 18:50 | - | - | - |
        なぜかタイの夜に真樹先生を語る
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          今日はタイのラスト。いつものようにガッチリスケジュールを組んで動く旅ではなく、行き当たりバッタリの旅だったので、ラストの日はタイ友のTさんに1日付き合って貰いました。珍しいアラブ人街を紹介してもらったり、服を買うのを手伝ってもらったり、オシャレなお店を紹介してもらったり。格闘技しか知らない私にとって、全く違った視点から見るタイは新鮮でした。 Tさんも由井さんと同じく真樹先生に可愛がられていた女性ライターだったので、お酒を飲むと自然に真樹先生の思いで話しになります。危ない曲面になると、真樹先生から注意され、随分と助かった経験が、私もTさんもあったのです。 あの怖い顔で真樹先生は周りの若い人が間違いを起こさぬように常に気を配ってくれていました。亡くなってから、改めてその優しさに気付かされます。男の本当の優しさってそう言うものなんでしょうね。 先人に守られていたから今の自分がある。それを時々仲間と噛みしめることが、先人への何よりの供養になるでしょう。
          アラブ人街のインド料理店にて。
          これは何をしてるかと言うと、スカートを履いてズボンの簡易試着室を作っているのです。
          これは何をしてるかと言うと、マッサージ店で蟷螂拳を行なっています。
          スクンビットにはオシャレなお店がたくさんあります。
          | 日常 | 23:44 | - | - | - |
          ロンポージムに神田代表を訪ねる
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            今日は、バンコクのクイーンシリキットコンベンションセンター駅から歩いて10分。ロンポージムと言うムエタイジムに。代表は神田哲人氏。いや。懐かしかった。 神田氏と私が合ったのは34年前。当時創刊したばかりのフルコンタクトKARATEで竹山選手のムエタイ挑戦の取材の為、初めて仕事としてタイに行った時、そこで一人の青年と出会いました。ホテルでプロモーションの人と打ち合わせしていると、ポツンと一人で食堂にいる日本人らしい青年を見つけたのです。 聞くと20歳と若いのに、一人でタイに渡り、ムエタイを学び、タイで試合をし、ルンピニーで試合経験もあると言います。当時はそんな選手はいなかったので驚きました。 その後、日本でも沢山勇一のリングネームで数戦試合し、その後、消息が知れなくなったと思うと、数年後、吉原のタイバーでまた、バッタリ。私にタイ語の教材をくれたりしたこともありました。 それから数十年後、フェイスブックで突然連絡があり、今はバンコクのロンポージムの代表をしていることを知りました。 私の初のタイ取材から不思議な縁で結ばれている神田氏が今では大好きなムエタイジムの責任者として、タイで活躍している。 お互い心も身体も丸くなっての再会。その間互いに色んなことがあっても同じ畑に居続ける。なんか嬉しかったですね。
            まずはビールで乾杯です。
            日本人の練習生が多く、誰でも500パーツで練習できます。

            子供の練習を見る神田代表。子供の練習生も多い。
            ロンポーマンション内にあります。ブアカーオの常宿で、この日も泊まっていたようです。
            | 日常 | 20:18 | - | - | - |