2015.01.04 Sunday
達人大月晴明41歳の戦い
今日はKrushの昼、夜連続興行。練習の後、夜の部にセーフ。大月晴明選手の復帰戦が組まれています。膝を怪我し、60キロ王座を返上し、無冠となった大月選手が、12戦9勝5KOと若くてイキのいいレオナ・ペダス選手を迎えうつ注目の一戦。いやあ、予想通り、凄い試合でした。
1R大月選手が早々とダウンを奪い、いつものように圧勝かと思いきや、2Rペダス選手がパンチで大月選手から二度のダウンを奪い返します。私の記憶では大月選手がパンチを喰らうことはあっても、ダウンをするのは初めてじゃないでしょうか。額からも流血し、絶体絶命の3R。なんと大月選手は最後の気力を振り絞り、再び二度のダウンを奪い返し、相手をKO寸前まで追い込み、逆転の判定勝ち。41歳なのに本当に凄い男です。
しかし、私の見るところ、大月選手の見切りが昔と微妙にズレてます。私も経験があるのですが、相手のパンチが見えて、いつものように10センチスウェイしたつもりが、身体が5センチしか反応せず喰らってしまうことがあります。神経と身体自体の動きが知らず知らずズレてくるものです。
私の方が大月選手より歳をとってるので、この辺は詳しいのです。(こんな事自慢してもしょうがないですが) 。相手だけでなく、自分の衰えとも戦わねばいけないのですから、大月選手の大変さがわかります。私はその衰えをカバーする道を伝統武術に見出しましたが、大月選手は今後、どうカバーしていくのか?歳をとり、大月選手はさらに気になる選手になってきました。
両手を下げて遠く間合いを取る大月選手。
1Rは、達人の見切りで相手の攻撃をスレスレでかわしますが、疲れの出る2Rからは身体の反応が微妙に遅れだしました。
そしてついに大月選手が二度もリングに手を着く日がきました。これで終わりか、と誰もが思いました。
すると3R、相打ちぎみの捨て味のパンチで二度のダウンを奪い返します。この辺は真剣での斬り合いのような迫力がありました。
ついに逆転勝ち。勝利者賞を渡した宮田さんの感無量の顔。
1R大月選手が早々とダウンを奪い、いつものように圧勝かと思いきや、2Rペダス選手がパンチで大月選手から二度のダウンを奪い返します。私の記憶では大月選手がパンチを喰らうことはあっても、ダウンをするのは初めてじゃないでしょうか。額からも流血し、絶体絶命の3R。なんと大月選手は最後の気力を振り絞り、再び二度のダウンを奪い返し、相手をKO寸前まで追い込み、逆転の判定勝ち。41歳なのに本当に凄い男です。
しかし、私の見るところ、大月選手の見切りが昔と微妙にズレてます。私も経験があるのですが、相手のパンチが見えて、いつものように10センチスウェイしたつもりが、身体が5センチしか反応せず喰らってしまうことがあります。神経と身体自体の動きが知らず知らずズレてくるものです。
私の方が大月選手より歳をとってるので、この辺は詳しいのです。(こんな事自慢してもしょうがないですが) 。相手だけでなく、自分の衰えとも戦わねばいけないのですから、大月選手の大変さがわかります。私はその衰えをカバーする道を伝統武術に見出しましたが、大月選手は今後、どうカバーしていくのか?歳をとり、大月選手はさらに気になる選手になってきました。
両手を下げて遠く間合いを取る大月選手。
1Rは、達人の見切りで相手の攻撃をスレスレでかわしますが、疲れの出る2Rからは身体の反応が微妙に遅れだしました。
そしてついに大月選手が二度もリングに手を着く日がきました。これで終わりか、と誰もが思いました。
すると3R、相打ちぎみの捨て味のパンチで二度のダウンを奪い返します。この辺は真剣での斬り合いのような迫力がありました。
ついに逆転勝ち。勝利者賞を渡した宮田さんの感無量の顔。