例えば今回はこんな感じの文章。みんなが知りたいことが書いてあるので読んでね。
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第377回 「永遠なる秘伝」
「気の力と極意の五階梯」28
ここまでメールマガジンを読まれた皆さんは認識力が相当深まっているはず。
様々な武術や格闘技の問題にも既に回答を出せるはずです。
例えば、武術や格闘技で必ずあがる問題に次のようなものがあります。
格闘技やスパーで八極拳は使えるのか。
または、実際にスパーをやったら八極拳の動きが全然でなかった。
李書文は強いのになぜ自分は勝てないのか?
自分が弱いだけなのか?
もしくは八極拳は本当は弱かったのか?
ならば李書文が強かったと言う伝説は脚色だったのか?
八極拳の部分を太極拳や合気道に置き換えてもかまいません。
武術を学んだ人なら一度はこうした疑問にぶち当たった事があるはず。
しかし、こんな初歩的な質問にいつまでも悩んでいるわけにはいきません。
我々は今、もっと深い武術の真理を理解しようとしているのですから。
そういうわけで、前述の疑問にさらっと答えてしまいましょう。
まず、格闘技やスパーで八極拳は使えるのか?と言う疑問。
答えは使えません。
正確には使える技がなくはないが、多くない。
とくにスパーや試合で必要な他律動作はほぼ使えません。
例えば八極拳では回し蹴りを想定していないので回し蹴りの受けはありません。
もちろん、フックなどの似た攻撃に対しての受けで応用する事は可能ですが、そこから有効な反撃はできません。
誤解のないように一応説明しておきますが、本来の八極拳の反撃は、回し蹴りを蹴ってきたら、迷わず金的を右甲か右鉤手で打ちます。
これは効果的で簡単に入るので、現実には回し蹴りは蹴ってこない。
しかし、スパーや試合は金的攻撃が禁止。
しかも回し蹴りが当たるとポイントになるルールがほとんどです。
すなわちスパーとは八極拳が重要視していない攻撃や受けを重要視する事を強制される体系だと言うことです。
これはボクシングなどを例にとっても同じです。
八極拳には、ボクサーの鋭いジャブや多様なコンビネーションに対応する受け、すなわち他律動作はありません。
スパーや試合は主に相手の攻撃に対する他律動作の確認作業として有効な練法です。
しかし、確認すべき他律動作が八極拳にはもともとないのです。
しかし、スパーをしようとすると誰でもパンチの受けやローキックの受けを研究したりしますが、スパーで試されるのはこの部分。
いかにスパー前に一夜漬けしたかが試されるだけで八極拳とは何の関係もない部分です。
もちろんこれは合気道や太極拳にあてはめても同じです。
例えば合気道が空手やキックとスパーをしても受け方がわからずやられてしまうでしょう。
これは当たり前、と言う事をまず認識してください。
他律動作ができなければ、反撃もできないのですから。
例えば合気道家が手首を掴んで小手返しをかけようとしても、ジャブのように早く手をひかれたら掴めません。
当然自分の動きなど出るわけないのです。
李書文や武田惣角は強かったのに、なぜ自分は使えないのか?
そりゃそうです。
李書文や武田惣角は自分の武術をスパーで使おうなどと思ったことは一度もないはずです。
李書文や武田惣角の時代に、キックルールも空手ルールもなかったのですから当たり前です。
当然スパーにおけるパンチやキックの他律動作などは知るはずもありませんが、そんな事は何の問題もありません。
もっと実戦的な他の局面で使う方法は熟知しいるからです。
実戦名人と言われる人達は皆、不得意な局面では戦わず、自分の得意な局面に引き入れる駆け引きができる人達です。
むしろ、その部分こそ武術の強さに多いに関わっているのですが、格闘技バイアスがかかっているとそこに気づけません。
この事に気づけるようになれば李書文が強いのに、なぜ自分は負けたのか?
と言う疑問にも答えが出ますね。
李書文なら戦わないはずの局面であなたが戦ったからです。
八極拳や李書文は本当は弱かったのか?と言う疑問にも同様。
あなたが勝手に負ける局面に足をふみいれただけで、それと八極拳とは何の関係もありません。
むしろ、そのような疑問を抱く事自体、武術の本質を理解していない事の証だと言う事が、今回の説明でわかりましたね。
以上が良くある武術に対する疑問の答えです。
しかし、ここで終わったのでは問題は解決しないままです。
次にこうした疑問が出てくるはずです。
キックや空手のようなスパーや試合で八極拳や合気道が使いづらく、不利な理由は分かった。
ではどんなルールなら有利なのか?
そうです。
武術を追求するとは、実はこの疑問に答えることなのです。
前述のスパーや格闘技の試合でなぜ八極拳が使えないのか?と悩んでいるのは、実は南郷理論のような弁証法的唯物論のレベルの認識力だからです。
ところが、空手やキックのスパーや試合とは別に、八極拳や合気道には使いやすい別のルールがあるのではないか?
こう言う疑問を持てるようになるには八極拳や合気道にはキックや空手とは別の地域で別の歴史を歩んできた、と言う認識が必要になります。
歴史と地域という武術を取り囲む環境が、実は武術自体の強さに大きな影響を与えてきた、と言う松田先生の主張と研究が、次の武術の課題の克服につながります。
武術の深化の第二段階は「自己の身体への開発と委任」でした。
そして第三段階が「他律動作と言う矛盾の追求」
弁証法的唯物論でも第二段階までは何とか論じられても、第三段階は無理。
ここからの他律動作は、松田先生の研究のように歴史と地域を無視できないからです。
今まで武術の解明ができなかったのもこの段階の壁があまりに高かったからです。
しかし今、松田先生の残した研究成果のおかげで我々はようやくこの壁を越える事ができるようになったのです。
(続く)
それから4か月になるので反省会と今後の打ち合わせ。
ブドーステーションの隠されたテーマは二つ。技術の伝承と今日的な武術の再生です。
伝承に関しては誰に習ったものかの伝承を明らかにして正しく伝える。
だから私の八極拳や形意拳を教えてくれたのは松田先生だと謳っています。そうでないと怪しい伝承と一緒にされてしまいますからね。
さらに今日的な武術の再生とは、強さの追求です。護身に使えるようにしたり、格闘技と戦えるように工夫したりします。
今、川嶋先生を中心に武術ルールを研究しているのもこの流れです。
臼井先生には、正しい武術の継承について、カレッジやラボをどんどん利用していただきたいとお願いしました。
今後、どのような企画が生まれるか楽しみですね。
まずはビールで乾杯。
仕上げは必殺のパイコー飯だぜ。
第一期、第二期ともに受講者は着実に増え、毎回スクーリングの人数も増えていくのは嬉しいですね。
そんな会員さんの熱気とリクエストに答えてついに第三弾、「松田隆智先生実伝 武壇形意拳」がスタート。
これはBUDOラボの2年目に配信されていた内容を纏めたもの。
松田先生が伝えた武壇形意拳は他の形意拳と違い、劉雲樵先生が八極の生徒が六大開を学ぶ頃に指導する特別なもの。
八極の冲捶は武壇では馬歩から四六式に変化していきます。要するに形意拳の崩拳に近づいて行く時に形意拳の練法で冲捶を磨く訳です。李書文の猛虎硬爬山もこうした勁の緊縮と純化を経たものです。
一般の人は形意拳の明、暗、化と尺、寸、分、そして順式、逆式の数珠球のような発勁など、順を追って学びステップアップしていくといいでしょう。
松田先生も形意拳が大好きで、松田先生が工夫した学習法と共に、武壇形意拳の全てを公開します。
まさに秘伝のオンパレードですが、八極拳の基本ができてる人には丁度いい。さらに技術を精妙にしていく事ができます。
また、八極をやってない他派の形意拳修行者の人なら、武壇の凶猛な発勁を身につけることができます。
くわしくはこちらでチェック。
https://bujutu.jp/budankeiiken/
YouTubeでお試し映像を見れます。
心臓震盪がテーマでしたが、そのやり方や理論は教えてあげるけど、放送では使わないで。多分コンプラ的に引っかかるから。とディレクターの人にお願いしたので、わからないようにうまく編集してくれてました。
しかしそれを見た千原ジュニアが本当に有効ならなぜボクシングでやらないんだろう、といいツッコミをしていました。
これは大切な事だし、前回川嶋先生と実験した武術ルールの意味にも関係するので、ここで少し解説しておきましょう。
子供に心臓震盪が多いのは胸の骨や筋肉が薄く、振動しやすい為。大人には工夫が必要。それは心臓をおおきな力積で長く推すこと。
実はこれが発勁で、これを行うと心臓震盪以外に二つのメリットがある。一つ目は李書文が得意とした方法。これは七孔噴血になるのでここでも秘密。二つ目は胸を押されると後方に飛ばされ後頭部を打ち危険。この技をフルに活かすのが喧嘩術です。
ボクシングや格闘技では全く有効でないので用いられないけど、実戦では一番有効。
だから私がディレクターを壁に飛ばしてる映像がたくさん流れたのです。
環境の武器化を念頭におけるかどうかが格闘技と武術の境目となります。
私は達人じゃないけど、昔の技術を伝えられたのは事実。こんな方法を松田先生や蘇?彰先生から教えられたのは、私だけかも。
短い言葉で大切な事を言ってるけど、その意味をわかる人は少ないでしょうね。
例えば献肘。肘が当たった瞬間は身体が浮いて正面。
ここから沈剛と十字で身体を開き半身になると勁が体内に浸透し、身体も飛ばされて危険。発勁があるとダブル、トリプルで危険な事が可能になります。
]]>なんせ反プーチンのナワリヌイの死因が極寒の状況での心臓への打撃ではないか?との説が。
だとしたら心臓への打撃は武術として有効なのか?などと議論はマニアックな方向に展開し、私の出番となるわけです。
ね、この展開で尋ねられたら相当の事を話さないといけないでしょ。私はその手の技術を松田先生や蘇?彰先生に相当教わりましたからね。
コンプライアンスを無視して結構色んな事を話してしまいましたがABEMAではどこまで公開できるかわかりません。
こりゃ編集が大変そうです。
明日の日曜の12時から2時間生番組だからチェックしてね。
詳しくはこちら。
取材をされる私。
ディレクターさんは相当武術の理解が深かったので明日の放送が楽しみ。あ、生なので放送延期になる事もあるそうです。
しかも、ビデオ係がコメントを撮りに来たり、いやでも泣かそうとする。
私はあまりにどストレートな演出にはドン引きしてしまうタイプですが、ここはガマン。
娘がそうしたファンタジックな式をやりたいなら協力するしかない。
他人なら絶対やらない。それが娘だからできる。それを認識させる為の演出だとしたら素晴らしいですが。
どっと疲れたのは式のためかもしれないし、娘を育て上げたと言う一種の感慨のせいかもしれません。
式本番。皆さん期待の蟷螂捕蝉式。
こんなどストレートな演出に私も協力です。
お皿には私が蟷螂手をやってるアクリルスタンドが。こんな演出まであるので参りますね。
最近はスパーリング大会などが盛んですが、武術は使いにくい。だからといってルール無用はダメ。
そこで武術が大切にする寸勁やカオなどの推し、それを流す推手や合気などの化勁が、安全に試しあえる新たなルールが求められます。
これまでそうしたルールがなかったのは、武術の修行者自身が武術の戦い方をリアルに認識できていなかったからでしょう。
今日、総合格闘技のバイアスを外すには、相当な知性と経験が必要です。
だから新ルールの提唱はブドステの使命。
じゃないと、いつまでも、八極拳は総合で使えるか?みたいな議論が続きますからね。
ポイントは平面の土俵に縦の壁を加えた立体土俵、六角形のヘキサゴン。
その実験の模様は武術を掘り下げるブドラボやYouTubeで公開していきますからね。
ヘキサゴンの外に出すか床か壁に叩きつける。ただし、相撲のように身体を開いて推していくと金的がガラ空き。ちなみに竹内先生の動きは剛柔流の型そのまま。空手の型も使えるようになる。
試合は右足をライン上に置き、喧嘩が始まる間合いから開始。格闘技のように見合ったり間合いを取り合う時間はありません。
大切なのは攻脈線を取り、相手の中心を浮かし崩しコントロールする事。当然金的ももらいません。
壁ぎわの止めパンチをかわし、逆に体を入れ替える。化勁が大切。
壁がなくても必ず地面はある。床に叩きつけた相手の顔近くを強打。これが正しい止め。武術にはあっても格闘技にはない動き。
互いに推しあう中で攻脈線を取り合う。この時の打撃は格闘技と違い、インパクトより力積。寸勁や浸透勁がリアルに使える。
皆さんお疲れ様。実際に試し合うのは楽しいし、武術への自信を深める事もできます。
今日は銃を使ったワークですが、なるほど、システマは今日的なアダプターテクニックだと思いました。
あ、アダプターテクニックとは私が作った用語で伝統武術が今日的な格闘技と戦うためには他律動作のバージョンアップが必要という理論ですね。
伝統武術には対刀や対槍などはあっても今日的な武器に対応できない。対格闘技だけでなく、対現代的な武器への他律動作も研究しないと今日的な護身術としては不十分。
天田先生のシステマは武術を下敷きにした動きが基本なので、伝統武術を学んでいる人には多いに参考になるでしょう。
ぜひ、一度体験をお勧めします。
どんな態勢からも一方向に銃を向ける。意識主体で動く素晴らしい練習。
銃を向けられたら、膝抜きでユルリと動く。相手は引き金を引くタイミングを逸する。
気がつくとサイドに入り、手首を抑える。これで撃たれることはない。
あとはテコの理でディスアーム。
]]>一階道場の入り口に貼るポスターですね。なかなか雰囲気がいいでしょう。
土曜日の1時半から3時半だったのが、生徒さんが集まり、熱心なので4時まで延長。
熱い指導が続いてるので、八卦掌に興味がある人はぜひ体験を。見学は不可。
ポスターだけでなく、一階道場もリニューアル。
ぶつかっても大丈夫な壁面用マットを一馬先生がつけてくれました。
拳功房では、相手を壁に叩きつけると一本になる壁打ち練習を良くするので、奥の壁が壊れてしまったのです。
そこで奥の壁への体当たりは禁止で新しく壁面にマットをつけ、体当たりや壁打ちが可能になるようにしました。
こんな感じでブドーステーションはいつも進化し続けています。
皆と楽しく練習できるといいですね。
これが八卦掌クラスポスター
一階道場はカッコよくなりました。
タルト・タタンとはちょっと変わったアップルパイ。
19世紀のフランスのホテル「タタン」でアップルパイのりんごを炒めすぎてしまった料理人が、その上にタルト生地を乗せてオーブンで焼き、見栄えをよくする為にひっくり返してお客さんにだしたら大評判。
あの高級レストラン、マキシムのメニューにも加えられ、世界中に広まったそうです。
面白いのは、幸菜庵の手作りタルト・タタンも、伝説の「タタン」と同じく2時間煮詰めたりんごの上にくるみなどをまぶしたタルトを乗せ、ひっくり返すと言う伝統の手法そのままで焼き上げている事。
おいしさもそのまま再現されています。
まさに武術と同じですね。
先人の境地に至るには先人の歩んできた手順をそのまま再現するしかない。
その過程こそが武術の歩みそのものなのですから。
幸菜庵特製 タルト・タタンのプチガトー。コーヒーとセットで1250円(税込)
]]>ならば実戦力も審査される拳功房の黒帯を取得せねば、という事になり、今回の昇段チャレンジになりました。
八極の黒帯は大変ですよ。
なんせ基本から全ての型と六大開をやった後、右パンチの相手(喧嘩で一番使用頻度が高い)連続10人、パンチと蹴りの相手連続10人、ナイフを持った相手4人、二人がかりの相手を二組、最後は最強の敵と1分間のグローブルール。
少林寺36房みたいなこの困難なテストをNさんはなんと見事にクリアしました。
ブドラボではその模様を全てを公開しますが、YouTubeのダイジェスト版でも、その興奮は伝わってきますからぜひ見てください。
しかし、娘が2月に気合い入れて結婚式をしたいと言うので、私も貸衣装屋に連れてこられてしまいました。
大体既製服だと胸がパンパンで入らないのですが、さすが高そうな貸衣装屋はピッタリでした。
当日は自分で着なきゃいけないので、着付けの順序をお姉さんにスマホで記録してもらいました。
写真は最終形態になります。
なるほど馬子にも衣装ですな。
]]>川嶋先生がスパーの中で肩や肘を使った体当たりを研究されていたので、その成果を聞くと、なんと松田先生の教えと同じ。
もう隠しきれないので、私も重要ポイントを公開。川嶋先生と擦り合わせしました。
その全てをユーチューブで公開はできませんが、BUDOラボでは公開中。
八極拳をスパーや組み手でどう使うか?を追求する事は自ずと八極拳本来の実戦性をリアルに照らし出す事に繋がります。
強くなりたい人の疑問にはBUDOラボは答えますよ。
この他に八極拳で初段に見事に合格した地方のブドカレ卒業生もいたので、なかなか盛況でした。
審査の反省会をしつつ、正月に八極拳で試合に出たいという生徒もいたので、今日は試合にむけての特別講習。
武術を試合ルールにあわせてどう応用するか?を研究したのがアダプターテクニック。
武術と格闘技はもちろん違うけれど試合経験はあった方がいい。出るからには勝たねばならないのでアダプターテクニックは重要。
こんな概念を導入して練習するのも拳功房の特色。八極拳を試合に応用するのは楽しいですよ。
合格者は賞状と審査チェック表、審査のDVD、そして胸ワッペンが貰える。
こちらは防具をつけて、蹴りに対する八極拳の飛びこみ。待ったら格闘技には勝てない。気配を感じたらすぐに飛び込み崩すのが武術の醍醐味です。
]]>「八極だけでなく必ず陳家もやれ」
今の時代こんな事を言ったらコンプラ的にも問題発言ばかり。
しかし、私はそのいいつけを全部守ってきたら68歳にして完全なる健康体(健康診断の医者の言葉)になってしまいました。
今評判の奥村康著の「免疫力こそすべて!」は、免疫学の権威が健康常識のウソを暴いた画期的な本。
じつはタバコを吸う人の方が免疫力を高めるNK細胞が活発で長生き。また、笑ったり、好きな事をマイペースでやったり太極拳のような緩やかな運動をやるのもNKが活性化。
松田先生の無茶苦茶な教えが実は最も最新の科学に基づく長寿法でした。
皆さんにも一読をお勧めしたいいい本ですよ。
奥村康著「免疫力こそすべて!不良老人のススメ」WACより1000円+税
]]>楽しい事は年末も年始も関係ないですからね。
と言うわけで、畜勢の練習。実は畜勢は対人の練習をするとその実用性がわかります。
我々武壇系の冲捶は李書文のやり方なので、畜勢で前足を大きく上げ、左手を思い切り前に出し、左肩に左耳をつける。
これで発勁のタメを作るだけでなく、相手の突きを受け、崩している。
長距離ではここから冲捶。中距離では献肘。短距離ではカオになる。
要するに冲捶一本目の畜勢が全ての技に通じる。戦い方と勁と動作はリンクしているのでそれを理解できると武術は面白いですよ。
身体は正面に向けノーガード。
ここから足を上げるだけで身体は進み、左手で相手の突きをストッピング。
ここから冲捶か献肘。肘が当たっても、前足が浮いているのがポイント。
前足を着地し、後ろ足を跟歩し、肘を鋭角に突き出し、相手にインパクトを与えつつ吹っ飛ばす。
]]>このコースはDVDかストリーミング配信を選択してもらい、一気に講義映像を提供。
自分のペースで自宅で学習する事ができます。もちろん従来通り、一年間無制限のQ&A.映像チェック、年2回のスクーリング特典つき。
第一弾は五行八卦気功、第二弾が九宮八卦気功のダブル発進。
まずは、YouTubeの宣伝動画をみてね。
https://www.youtube.com/watch?v=vQ2I2hNlztY
申し込みはこちらから
]]>審査は7人も受験して大盛況。中でもブドーカレッジで学び、ブドーラボを受講中のNさんがついに拳功房初段を受験。
初段の審査は実戦の対応力が求められるので大変。Nさんは、八極の基本の突き、基本の移動稽古のあと、小八極、八極連環、六大開などの套路のあと、パンチのみの相手と10人連続、パンチと蹴りの相手に10人連続、ナイフを持った相手と4人連続、2人がかりの相手に2組連続。そのあと、最も強豪の竹内一馬先生を相手に1分間のブレイキングダウンルールの組み手。素面に飛んでくるパンチに怯むことなく、竹内先生相手に壮絶なパンチの応酬。おそらく無意識で戦っていたのでしょうが、この時が一番無駄のない八極らしい動きをしていました。
日頃からしっかりと練習していないと、非常事にいい動きはできない。
Nさんの戦いは見事でした。
その後は川嶋先生や臼井先生、天田先生、竹内先生、週女の由井さんも参加しての忘年会。いや、盛り上がったなあ。
今年も皆さんお疲れ様でした。
まずは套路の審査。
こちらは大八極対打。
n-1ルール。2人の敵がNさんを襲う。
最後は竹内先生と壮絶なスパー。
やったぜNさん。素晴らしい戦いだった。
こちらは楽しい忘年会。
]]>今回は倉本先生に今大注目のブレイキングダウンについて聞いてみました。
1分1ラウンドというのはなかなか面白いルールだと思いますが、なんせ戦う人がオラオラ系ばかりだからなあ、なんて思っていたら、先日は元k-1王者も敗北。
これはバカにできなくなってきましたねえ。
という事で倉本先生にもお話をきいてきました。お話を聞いていくうちに、倉本先生のリアルな実戦観も伝わってくる。
ブドーラボ動画の抜粋部分を皆さんにも公開。
面白いぞ。
あ、私の場合はさらに松田先生が入ってますけどね。
半世紀たち、薄れかけていたブルース・リーへの思いが、鮮やかに蘇る珠玉の一冊。
それが「燃えよ ブルース・リー 猛龍伝説」。宝島社から12月11日発売。
中村頼永先生が全面協力なので、珍しい未公開写真がふんだん。さらに、竹中直人、山田五郎、倉田保昭、そして中村頼永先生のインタビューも。もちろんフルコムも協力し、中村頼永先生と竹内一馬先生によるジークンドーの実戦技も紹介。
ブルース・リーの名言と貴重写真が溢れる誌面には圧倒されます。
あまりにいい本なのでこの本を持参したらブドステのジークンドー、カリクラスの体験料4000円が無料キャンペーン。来年の一月までね。
中村頼永先生と竹内一馬先生によるジークンドー紹介ページもある。
これが表紙。宝島社から税込1430円。
ジークンドーの素晴らしさはこれ以上削ぎ落とせないシンプルさ。武術の核です。
]]>本来マナーとは儀式であり、伝統に根差したもの。勝手に作り上げるのでなく、必ずその出典を明らかにすべき。などと思っていたら週女の由井さんから、西出ひろ子と言うマナー講師の「私スタイルの暮らし方」と言う本が送られてきました。
「マナーより大切なのは心」というウェルネスマナーの提唱者。変な創作マナーを教える先生でなかったのは不幸中の幸いですが、論理的には苦しい。マナーは心と並列して語るものではない。武術で言えば型と組み手みたいなモノでしょう。型より組み手が大切、と言いたいのはわかりますが、それでも型がないと武術は非日常の境地にいけない。
あ、マナーは日常のモノだからいけなくていいのか。
なんて考察が延々とできる素晴らしい本でした。
マナーのカリスマが大切にする私スタイルの暮らし方
定価1760円 主婦と生活社より
]]>その凄い先生を今の人はあまり知らないけど、知らないとモグリですよ。
実は日本の合気界では、佐藤先生の存在感は抜群。凄い合気の使い手だったのです。
柳生心眼流の名を一般に広めたのも佐藤先生の功績。
松田先生も凄い先生を訪ね回ったけど、その大先輩ですね。
佐藤先生の周りにも常に武術の魅力が取り巻いていました。
この対談はブドーラボの対談の抜粋版。
ラボでは松田先生のエピソードやS林寺拳法との戦いなど、危ない内容も盛りだくさん。興味のある人はブドーラボでチェック。
ショート動画のタイトルだけどいいタイトルだなあ。
実際松田先生は掩手捶を一番大切な技術だと考えられていました。
太極拳の沾粘連随は誰でも知ってるけど、今の太極拳の先生はなぜか掩手の大切さを語らない。
掩手でくっつく戦法ができなきゃ格闘技には対応できませんよ。
だから今の太極拳修行者は全く戦い方がわからずに悩んでるんでしょうね。
私は松田先生に掩手の大切さを説かれ研究したので、太極拳の強さには早くから確信を持っていました。だから拳功房の生徒がムエタイと戦っても勝てたのです。
掩手を知れば組み手に強くなるのは本当ですからね。
https://youtube.com/shorts/5ZeTiog4ZsU
掩手は、沾粘連随の理で動くのでパリーではありません。聴勁を効かせながら流すので自分に当たる事はありません。
しかし、流すだけじゃダメ。それだけでは組み手に使えない。流しながら足を出す。
これができるかどうかが戦えるかどうかの分かれ目です。
太極拳の戦い方がわからない人はぜひこの動画を参考にしてください。必ずヒントになります。
もっと詳しく知りたい人はブドーラボで。
スクーリングも回を重ねると顔馴染が増え和気藹々。初心者から、ベテランまで入り混じっていますが、ベテランの人は初学者の人の面倒を見てくれたりするので、逆に私は助かります。
今回は陳家のが聴勁を効かせやすく、聴勁が効けば足が出しやすい。
ここから立円での八極の入り。そして猛虎硬爬山や懶札衣が一瞬で入れる技であることを体感してもらい、日頃の基本や型の実戦性を知ってもらいました。
みな、対打が大好きなので、一時から四時半の練習はあっという間。
今回も楽しく充実したスクーリングでした。
野沢君が制作してくれた看板。
皆んなで大八極。
陳家太極拳も皆良く練習してます。
巴子拳と蟷螂手を混ぜる新ポーズ。
]]>今日は錦糸町のすみだ産業会館で開かれた視覚障害者の最大イベント、サイトワールドに行ってきました。
社会福祉法人が中心になり、国や都や企業が後援。
視覚障害者を取り囲む様々な日常の障害をどう取り除くか?企業や大学の日頃の研究成果が発表されます。
福祉系NPOというと、つい暇空茜氏と戦ったCol aboなどを連想してイメージが悪かったのですが、そんな団体ばかりじゃない。
会場は大学生やボランティアの高校生を始め、企業側の人間も真剣な取り組みの姿勢を見せ、熱気に満ちてました。
障害を持っていても明るく生きる。
そう言うのは簡単ですが、それには明るく生きる為のツールが必要。
その開発の為に企業や大学が真剣に取り組んでいる姿を見ると、日本もまだまだ捨てたもんじゃないな、と言う気がしてきました。
会場は求める人と作る人の熱気でムンムン。
今回発表されたココテープ。持ち運びができ、自由に貼れる点字ブロックに変わるテープ。
通常はこれでブロックできるのですが、なんと林先生は、右肘を上げて、パンチの軌道を変化。いきなり真上から打ち下ろすようなベクトルに変えられると対応不可能。
そのまま頭を振られ、床に叩きつけられました。
林先生が指導する士心館はKO率が高く、新空手などのグローブルールで大活躍。
今回は林先生にそのKOの秘密を聞きました。
その理論は通常のボクシングやキックとは全く違う。むしろ喧嘩術や護身術の理論に近い。極めて武術的です。
「当たるパンチはいいパンチ」を合言葉にいかにすれば相手に当たるかを徹底追求した林理論。
近くブドラボで公開するのでお楽しみに。
わざと左側にストレートぎみのパンチ。
相手を右下に避けさせ、突然上から肘打ちのような軌道に。
プールに飛び込むように上体を前傾させると全体重が乗る。まさに相対軸的なパンチに変化するので、床に叩きつけられます。
昨日還暦パーティーを迎えた野沢君も林流パンチを。
]]>ブドステの先生方の他、昔の会社の仲間、岐阜から林先生もかけつけ、賑やかな会になりました。
なにしろ、野沢君との付き合いは32年前。
私がフルコンを作っていた頃。私1人で雑誌を作ってましたが、他に編集部員が欲しいと社長に言って募集に受けにきたのが最初。私が面接して試用期間を設けましたが、その間に早くもやらかしました。
しかし、その度胸に免じて採用です。
それから25年前にフルコムを設立する時には前の会社から野沢君だけをひっぱりました。独立したら苦労するので、まともな神経の人間では持たないと思ったからです。
案の定、私が雑誌を出した版元は六社ありますが、今は全部倒産。フルコムは事前に業態変化させ生き残ってきましたが、そりゃ大変でしたよ。
笑いながらこれらのピンチをのり越えてこれたのはパートナーが野沢君だったからです。
これからも野沢君とは二人三脚でやってきますよ。
パーティーの前半。
後半の顔ぶれ。
野沢君には私から野沢君の似顔絵が入った赤いTシャツをプレゼント。ノリ美青筆です。
野沢君の挨拶。
しばらくは新しいチャレンジに専念してもらいます。ただ、これまで通りブドーカレッジやブドラボではお世話になります。
考えたら瀬戸先生とは不思議な縁で、最初は私がchaosという素手顔面ありの大会を企画した時、FSAの羽山館長の推薦でエントリー。某空手団体の強豪に長拳で勝利。
さらに谷川君に巌流島のマッチ協力を頼まれた時にはカマキリ拳でエントリー。
カンフーの使い手でこれほど格闘技に対応できる人はいないので、そのノウハウをブドステで公開してもらいました。
川嶋先生とは毎回壮絶なスパーで磨きあい、互いの研究を深めていたようです。
まさにブドステの理念そのままで六年間を突っ走った瀬戸先生。
新たな活躍場所でも、ぜひその理念を広めてほしいですね。
蟷螂手でビールを掴む瀬戸先生。
まずは酒を飲んで壮行会です。今後もよろしくね。
寸勁などの身体をほとんど動かさずに浸透させる突きは四六式がやりやすい。
素人は腕の三頭筋を使って寸勁を打ってしまいますが、これは絶対ダメ。
腕を微妙に曲げたまま伸ばす形を作り、身体で打つ。
合気道で気を出す形と一緒ですね。
もっと言えば小八極の第一動作。
昔はこの腕の形から型に入りましたが、今は腕を曲げて伝えるようになったので秘伝。
この腕を作り目標に当て、馬歩になるだけで寸勁はできてしまうからです。
慣れると足を動かさなくても肝の開きと腎の落としを使うだけで可能。
このフォームが松田先生が伝えた浸透勁。
基本の冲捶をしっかりやり、五行の気を理解すれば自然にできます。
姿勢を高くし、上体は前。右腕は自然に伸ばす。
そのまま沈身し、半身になり十字勁。身体のエネルギーは全て目標に伝わります。
打った後も沈身。膝のバネをうまく使い、上下に揺れるようにすると上手く行きます。
これができれば棒立ちで右手を自然に伸ばし目標に当て、
肝を目標に向けつつ腎を落とすだけで浸透。
打ち終わってもさらに沈むと四六式になるわけです。
]]>
涼しいと約7キロの距離もあっと言う間。
実は今日の訪問は幼馴染に今の私の悩みを聞いてもらう為。
先日、私の娘が彼氏を連れてきて紹介。
当然、私は「娘が欲しくば、ワシを倒していけい!」と言おうとしたのですが、なかなかそんな雰囲気にはならない。
変な奴じゃなければ誰でもいい。結婚してくれるだけでありがたい、と言うのが親のホンネだからです。
しかし、その隙を読んでか、娘は披露宴に関して様々なオネダリをしてくる。
これはヤバい。世間の常識はどうなのか?
ここは世間知に長けた幼馴染に色々とアドバイスをもらうしかない。
なにしろ私のは発勁だの秘伝だのの言葉には詳しくとも、常識とは縁遠い奴ばかり。
ま、私も人の事言えませんけどね。
この年になって色々勉強です。
幸菜庵特製のクルミのタルト。正式にはエンガティナー・ヌストルテと言う凄い名前がついたスイスの伝統菓子。コーヒーとセットで1180円です。
]]>まだ、お試し期間の為、参加者は初心者や女性が中心。
八卦掌と聞いても一般の人はどんな動きをしてどんな戦い方をするのか?
ちょっと見当がつきませんね。
しかし、中国武術界では八卦掌の実戦性の評価は高い。
伝統の動きと戦術にはその実戦性が隠されています。
その秘伝の動きを臼井先生は初心者や女性にも分かりやすく指導。
和やかな雰囲気の中にもしっかりとした伝統の知恵が伝えられています。
その模様はぜひYouTubeでチェックしてください。
14日の1時半からも体験無料はやってますよ。
むくつけき男達がオラオラする世界にぶりっ子JKが飛びこみ奮戦しています。
コメンテーターでも活躍するあの呂布カルマや、攻めの厳しいDOTAMA相手にいい戦いを見せましたが、なかなか勝てません。
しかし、これまで格闘技をずっと見てきたのに、まさか人前で罵り会う様がプロ競技として設立していたなんて知りませんでした。
朝倉未来のブレイキングダウンも総合格闘技よりは実戦に近いと思いましたが、ひょっとしてMCバトルはもっと実戦的かも。
実際の喧嘩は口喧嘩から始まるし、リズムに乗って瞬間的に相手に刺さる言葉を発すると言うのは、左脳だけでなく、むしろ右脳の働きが重要。
左脳タイプが相手の悪口を言おうとしたら一晩かけてレポートを書く必要があります。
でもMCバトルは瞬間に脊椎反射のように言葉を発せねばならない。
突発的な危機に対応するのは右脳中心の瞬間的判断。
武術脳を鍛えるにはMCバトルが一番効果的かもしれないなあ。
大人しい風貌から突然相手をディスり倒すので有名なDOTAMA。KTちゃんとの戦いも凄かった。両者は今はコラボしてますが。
初日は4名が参加。
1時半から3時半の2時間はまさに密度の濃い八卦ワールドでした。
この2時間だけでも臼井先生が何十年も蓄積したノウハウとキャリアの程が伺えます。
八卦掌の基本運動から気功、瞑想、呼吸法。そして対打。
いずれもなかなか教われない秘伝のオンパレード。
なぜ八卦掌が円周上を回り、常に相手より有利なポジションを取り続けられるのか。
一見実戦とは程遠く神秘的に見える動きが実は非常に合理的である事がわかります。
マニアの疑問を全て解決するこのクラス。
一度体験をお勧めします。
ブドステの看板も賑やかになってきた。凄いメンツだなあ。
基本の後はみんなで対打。
この穿掌が実戦的。
最後は円周上で単換掌。
]]>三角形に避けた後、左足を相手の背後に進めると、上体は右前から左前に動く事になる。
くの字に捌くわけです。
そこから左横拳。
左肩と左腕が相手の正中線を捉える事になるので、相手は簡単に倒れてしまいます。
力のいらないいい技です。
これは転歩を使った入り身法。
五行拳は中国武術のエッセンスを纏めたものなので、実戦的な教えが一杯。
昔はなぜこの5本なのかわかりませんでしたが、今ではこの5本の教えの深さがよくわかります。
今日はその教えをブドラボで紹介する為の撮影。
改めて形意拳の奥深さを再認識しました。
左足前の構え。
相手は右沖捶。右足は右前へ。斜めステップ。一応右手でパリー。
左足を背後に進めるだけで左肩は左前のベクトルを持ちます。
相手はたまらずひっくり返ります。
打ち上げは楽しいぞ。
]]>しかし、武壇は火が火に勝ち
水が水に勝つ相生。これは珍しい。
と言う事は全て一瞬のカウンター。崩拳には橋を渡ったり、漏れたりしてカウンターを打つ。これが実戦で使える。
問題は相手がそれをやってきたらどうするか?それには接触し続ける聴勁が必要。
格闘技的な動きでは全く対応できなくても聴勁があればカウンターにさらにカウンターが打てる。点には線。線には面と言うのもカウンターのコツ。
この辺まで高度な攻防はあまり公開されていませんが、ブドラボの形意拳では詳しく解説してるので、マニアはブドラボで見てね。
単推手から相手が右腕の橋を越えて、右拳を擦り入れてくる。
両手で相手の腕と平行な型を作り流す。
このジーのような手の形がミソ。
相手の脇に肘が入り、手に先導されて足も自然に出る。
ここは太極拳の単鞭か野馬分鬃。
相手は簡単に倒れてしまいます。
通常の体験料4000円が無料。さらに入会決定で入会金も無料。
早くも申し込みがありますが、希望者はフルコムまで。
それを記念して私と臼井先生の対談。八卦掌の総合研究家の臼井先生に、私がマニアックな質問をしています。謎の歩法や秘伝の接手法。長年研究してきた臼井先生ならではのわかりやすい指導。
なんと、その方法は私がたどり着いた八極の極意と同じではないですか。
下のURLをチェック!
いやこんな対談やっていいのか?テーマは達人とは何か?結局、達人や極意の定義を明確にしないと今の武術界の混乱がおさまらない。
YouTubeなどではそれを知らない人達も自由に情報発信できるからです。
だから我々としてはそれを止める事はできないが、正しい情報発信を続ける事はできる。
必然的に達人や極意の定義が明確になり、そこに至る方法論も明確になる。
でも、それって最高の秘伝の公開だもんなあ。
その内容は高度だけど、少しづつでも理解する人は増えていくでしょう。
川嶋チャンネルとブドラボは要チェックですよ。
鶯谷の超レトロな洋食屋さんで打ち上げ。
店員さんも超レトロだったので、写真はこんな感じ。
]]>臼井先生の本門は八卦掌。日本の中国武術の黎明期から八卦掌を指導され、今日まで使い方を研究されてきました。
私も50年以上前に八卦掌を学びましたが、当時は全く使い方がわからない。
私の場合は松田先生に八極拳を学び、これを本門として何十年も研究してきてようやく使い方がわかって来たし、実戦で使える自信もついてきました。
今回、臼井先生とブドラボ用の対談をおこない、マニアックな深いお話しを展開する中で両者のたどりついた実戦ポイントは同じでした。
臼井先生には、それをブドーステーションでも指導してもらいます。
八卦掌の使い方を知りたい人は要チェック!
臼井先生の八卦掌クラスは毎週土曜日1時半から3時半。月謝8800円税込。
臼井先生の八卦掌の歩法。左足に注目。
これで攻脈線も取れる。これはヤバいぞ。
臼井先生とのマニアックな対談もお楽しみに。秘伝満載です。
]]>藤原先生も大沢先生も島先生も思い切り腰を入れ、落とすようなローキックを主武器にしていました。私もそう指導されたのでスパーで使いましたが、ヒザブロックをされると一発でアウチ。もう蹴れません。
たから最近のk-1の魔裟斗や武尊のように自然にヘッピリ腰で蹴るようになります。
まさに腰を回すローキックは今の格闘技界では失伝されかけてる技術ですが、その使い方と蹴り方を川嶋先生が理論化。
さらにはへっぴり腰ローの威力化も理論化。
新年度のブドラボではこんな凄いマニアックな講義が続きますよ。
ブドラボはこちらから
川嶋先生のへっぴり腰ロー。意外に遠くて当たらない。
回すローは意外に近いぞ。身体の芯まで響く威力。
]]>それが武術を学ぶ理想の場だと思います。
しかし、それはわかっていても現実にそれを指導できる先生がほとんどいない。
それができる素晴らしい先生なら大体引っ張りだこだし、ななかなかスケジュールもあわないもの。
今回、ブドーステーションのリニューアルの為、元全日本中国拳法連盟の統括師範の臼井真琴先生にラブコールを送っていましたが、ついに先生からOKがでました。
これは凄い事になるぞ。
毎週土曜日の午後は臼井先生の八卦掌のクラスが始まるかもしれない。
詳しい情報は追っておしらせします。
臼井先生の八卦掌は美しいだけでなく、きわめて実戦的。強くなる事を実感できる楽しいクラスになりそう。
そうと決まれば乾杯。ちなみにこのお店で10月開催予定の野沢君の還暦パーティーの予約もしてきました。
]]>もう薬を飲む必要なし。ほぼ完治です、と言われたのでちょっと拍子抜け。
日頃練習してるし、あまり後ろ向きにもならない性格なので回復は早いんでしょうね。
そんなわけで入退院の付き添いをしてくれた幼馴染に早速完治のご報告。
私の弱点を全て知り尽くした幼馴染には全く頭が上がりません。
さあ、明日の練習は久しぶりにフン!の呼吸が思いきり出来そうだぞ。
今日のカフェデ幸菜庵のお勧めはラムレーズンのクッキーグランブル チーズケーキ。
コーヒーとセットで1250円。
]]>日本で最初に本格的に中国武術の指導を始めたのは佐藤金兵衛先生の全日本中国拳法連盟。
私も松田先生も、最初に中国武術の教えをうけたのはここでした。
その伝統ある道場で長年統括師範として活躍されていたのが臼井先生です。
第一回の全日本武術太極拳大会では見事な八卦掌を披露し、観客を驚かせました。
それも表演用でなく、伝統の動きだから凄い。
八卦掌をどう使うか、と言う研究においても推しも推されもせぬ第一人者。
だからマニアックな話しを始めるともう止まりません。
臼井先生から伝統の技と美しい動きを学びたい人は多いはず。
臼井先生と何か楽しい企画ができればいいですね
蟷螂手普及委員会の私と瀬戸先生に挟まれて、臼井先生も蟷螂手。
ブドーラボでは、会員の皆さんの質問を聞いて欲しい先生にぶつけます。
ブレイキングダウンでk-1レジェンドはなぜまけたのか?ブレイキングダウンは本当に実戦的なのか?
などの興味深い質問の他に、菊野選手に読みを指導されていましたが、読みを身につける為の練習法やコツは?
さらに女子護身術は実際にはほとんど使えないと思いますが、本当に使える護身術とは?
さらにヘルニアの会員さんからヘルニアを治すストレッチとは?
いずれも会員さんが今知りたい事を私が変わって倉本先生に聞いてきました。
いや、実際、会員さんより自分に役に立つ。
倉本先生はもちろん強いんですが、その根本には知性と優しさが同居する。
自分もこんな人になりたいなあ、と思わせる数少ない達人であり、大先輩です。
私がパンチを打とうとしたら、もう先生の左手が私の拳を押さえ、右手は目の前に。
映像では実際の先生の動きも動画で捉えています。
いつまでも若い倉本先生。
それだけ手術は体力を消耗させるのか。
手術の翌日は熱が37、7度もあったし。
過度な運動は禁止されてますが、過度かどうかなど私にしかわからないのでまずは練習。
しかし、鼻から吐くフンの呼吸は出来なかった。口呼吸が基本だとスタミナが消費しますね。体力が衰えている時に自分が何ができて何ができないのか。
こんな機会がなきゃチェックできませんからね。
しかし、練習場所はいいですね。ようやく自分の居場所に帰ってきた気がします。
みんなで陳家太極拳。
ついでにみんなで形意拳。ブドラボでの紹介も始まりました。
退院にも付き添いをしてくれた幼馴染には、「仕事と命とどちらが大切なのか?」と厳しくお叱りを受けてしまいましたが。
でも、この質問は難しい。
例えば私が雑誌の編集長をしていた時代、命を賭けても締め切りは守る。と言う気構えは持っていたし、持っていなければ部下が言う事を聞かないものです。
そう言うわけで、まだ鼻血ダラダラの私ですが、会社でラボのコンテンツの編集アップ。
皆さんに届ける映像コンテンツはこうして私と野沢君が命を賭けて作ったものばかり。
だから面白いに決まってますからね。
今私がいる場所はここですよ。
]]>同じように病気の人が良く入院したり、命がけの手術をするのにも驚かされます。
今回、初めて入院し、点滴や酸素吸入器をつけられ、ベッドからまるで動けない経験をしました。
昨日の手術はすんなり終わりましたがそれからが大変。鼻が詰まって息ができない。口は酸素吸入器で塞がれている。トイレは尿瓶。夜はガーゼチェンジで寝れない。
点滴だけなので喉が渇き腹が減る。
普段は呼吸をする。目一杯食って寝て好きな時にトイレに行く。なんて事は当たり前でした。でも、当たり前の生活を送れることが健康だったんですね。
呼吸も睡眠も食事ももっとありがたがろう。
]]>なにしろ入院なんていつも「完全なる健康体」と医者に言われていただけに私自身がびっくり。
小学生の頃奥歯にブリッジをかけ、それが半世紀以上壊れなかった為、副鼻腔手術が必要との事。私の身体が免疫力が強すぎた結果らしいです。
いずれにしろ明日は全身麻酔の手術。
怪我も病気も縁遠かっただけビビリが入ります。
そのビビリを察したのか入院に付き添ってくれたのが幼馴染。
ホントありがたいですね。
ヒマなんで病院でブログを書いたり、SNSに投稿したりしています。
何事も経験ですね。
]]>その名も「少林拳クラス」。瀬戸先生は表演、伝統を問わず様々なカンフーを学び、それが実戦に使えるか数々の格闘技の大会で検証。
極真、テコンドー、沖縄空手、k-1などのアマチュア大会で無敗。プロのCHAOSや巌流島でも日本人選手相手に無敗。
現時点で誰もが認める最強のカンフーの使い手。実戦で使えたカマキリ拳法、洪拳、通臂拳、長拳、はいずれも大元は嵩山少林寺。
瀬戸先生は本場少林寺で学んできた拳法と身体操作があらゆる実戦に応用が効く拳法の基礎である、と確信。
その経験とノウハウを一つにまとめてたのしみながら強くなれる少林拳クラスが誕生。
毎週水曜日7時からです。
その土地とは京都から近い兵庫県丹波市。
ここで栽培される小豆は「幻の丹波大納言」と呼ばれ、明治維新まで朝廷に献上されていたそうです。幕府だけでなく、朝廷の大納言も絶賛したため、丹波の小豆が大納言とよばれたそうな。
大粒の小豆はその後北海道など日本各地で栽培されるようになり、大納言の名前の由来も多様になります。
煮ても皮の破けない小豆は腹を斬ることのない大納言のようだ、と言う由来ですね。
いずれにしろ大粒の高級小豆は長く日本人に愛されてきました。
その歴史ある大納言が今回、初めてスムージーに。
善哉用の大納言を凍らせた後、水と砂糖を配合した幸菜庵のオリジナル。
舌の上で氷が溶けると大納言の香りと甘さが冷気と共に一気に口中に広がります。
小豆好きにはぜひとも勧めしたい夏の一品です。
幸菜庵オリジナルの小豆(大納言)のスムージーは730円。
武術には身体操作も大切ですが、今YouTubeでアップしている川嶋先生との大山道場最強論で、攻脈線、すなわち手と手がクロスするポジショニングが武術の核と語りました。
通常格闘技では自分の前足は相手の後ろ足の前にくる平行形が多く、前足の前に前足がくる交差形はほとんどない。
しかし、井上とフルトンの試合は両者半身のL字で構えているせいか、結果前足に攻脈線が発生していました。
これは武術特有。だから井上は足刀側で接触しそうな相手の前足を超えて中門に足を入れていました。これが八極のステップになるわけですが、同時にこの歩法は相手の足を踏んで動きを封じることもできる。
それは反則なので井上はやりませんでしたが、フルトンは意識的にやってましたね。
さすがに井上もアピールしていましたが。
このような影の攻防もボクシングでは珍しい攻脈線が発生した試合だからでしょう。
いずれにしろ井上の試合はすでにこれまでの格闘技の常識を超越しているようです。
これは井岡対田中。通常のボクシングでは、自分の前足は相手の後ろ足の前。平行形が多い。
しかし井上対フルトンは前足が交差。足の攻脈線が発生しています。
井上は前足を超えて踏み込み、
相手の中門に下ろす。そして跟歩。こんな高度な事を一瞬で行っていました。
フルトンは足の攻脈線を利用し、井上の前足を踏みながらジャブ。井上は得意のバックステップができないのでしかたなくアームブロックしています。
足を抜いてからレフェリーにアピール。レフェリーも注意します。
武術には身体操作も大切ですが、今YouTubeでアップしている川嶋先生との大山道場最強論で、攻脈線、すなわち手と手がクロスするポジショニングが武術の核と語りました。
通常格闘技では自分の前足は相手の後ろ足の前にくる平行形が多く、前足の前に前足がくる交差形はほとんどない。
しかし、井上とフルトンの試合は両者半身のL字で構えているせいか、結果前足に攻脈線が発生していました。
これは武術特有。だから井上は足刀側で接触しそうな相手の前足を超えて中門に足を入れていました。これが八極のステップになるわけですが、同時にこの歩法は相手の足を踏んで動きを封じることもできる。
それは反則なので井上はやりませんでしたが、フルトンは意識的にやってましたね。
さすがに井上もアピールしていましたが。
このような影の攻防もボクシングでは珍しい攻脈線が発生した試合だからでしょう。
いずれにしろ井上の試合はすでにこれまでの格闘技の常識を超越しているようです。
これは井岡対田中。通常のボクシングでは、自分の前足は相手の後ろ足の前。平行形が多い。
しかし井上対フルトンは前足が交差。足の攻脈線が発生しています。
井上は前足を超えて踏み込み、
相手の中門に下ろす。そして跟歩。こんな高度な事を一瞬で行っていました。
フルトンは足の攻脈線を利用し、井上の前足を踏みながらジャブ。井上は得意のバックステップができないのでしかたなくアームブロックしています。
足を抜いてからレフェリーにアピール。レフェリーも注意します。
機能美を持つ者同士が戦うと戦いが美しくなるのが格闘技の魅力ですね。
しかし、目のいいフルトンも井上のボディジャブには反応できず、ほぼ100パーセントの確率で被弾。フルトンも同じような攻撃を出しますが井上は反応してしまいます。
その差は何か?井上は位置エネルギーを利用し、身体を重力に沿って落下させつつ前足を相手の両足の間へ。
これを中国武術では中門を取るといいます。
落下しつつ井上は左右に肩を開く動きと後ろ足を寄せる跟歩を用い、リーチを伸ばしインパクトを深くします。
まさに沈墜と十字ですね。
井上の動きは起りの見えない武術の動き。
八極や形意の理想の突きの体現です。
試合後、フルトンも井上のボディジャブが全く見えなかった、と語っていましたが、ここまで起りのないジャブを打てるのは世界でも井上だけでしょうね。
左手を落としたL字ガードから。
身を落としつつ、両手を開き、股も開き、前足は相手の両足の間に。
フルトンは下がりたくても左足が引っかかりうまくステップバックできない。井上はその間に跟歩しさらにインパクト。
すぐに踏み込んだ前足を引き構えに戻る。
]]>私と川嶋先生のマニアックな大山道場最強論がバズって一万人突破してしまいましたが、それ以前に視聴回数を増やしてくれたのが瀬戸先生。
福地勇人チャンネルや城戸選手のきいちゃんねるとのコラボで何万回も視聴回数をかせいでくれました。
ジークンドーの竹内先生や呉式の沈剛先生も福地先生とのコラボでバズらせてくれた実績も見逃せません。
だから一万人は皆さんのおかげですね。
今後は登録者10万人の銀の盾を目指すしかない。
その時の酒も美味いでしょうね。
まずはフルコムで缶ビール。
それから美味い洋食屋に皆で繰り出します
]]>今日の朝ふとチェックしたら、1万人と言う漢字の表記に変わっていました。
なんと、突破する時は軽く突破してしまうんですね。一万人が大きな壁だったのに。
YouTubeは不思議なもので、再生数がいくら上がっても登録者が全然増えないこともあり、今回みたいに再生数は普通だけど毎日数十人が登録する事もある。
今のYouTubeの武術、武道チャンネルがあまりに視聴者におもねる内容ばかりなので、私は視聴者を置いてってもいいから、マニア向けの濃い内容を発信して行けばいいや、と開き直ったのが今回の配信。
しかし、コメントを見ても視聴者もマニアックな内容に皆ついてきてる。
武術の深い掘り下げを皆求めているのかもしれませんね。
今日の朝、チャンネル登録者ついに1万人突破。
]]>大山道場では塔手から相手の手を掴み上段突き。
これが組み手の基本ですが、これを聞いてマニアならピンときますよね。
そう、形意拳の五行相生拳の始まりと同じ。
相手が前手で掴んで引き崩しつつ崩拳の連打。これに対応する為の動きが形意拳の第一動作の劈拳です。
今日は島根や長野から組み手の方法を学びに来た人達がいるので、まずは劈拳と五行相生対打。昔の対打も意味が分かれば大山道場に通じる実戦性を有しています。
形意拳を通じて攻脈線と立円を学べば、何でもありの武術ルールでは強い。
伝統の対打がそれを教えてくれます。
伝統武術恐るべしです。
互いに劈拳を行うと塔手。
左の人が左手で相手の前手を引き、右崩拳を左脇腹に。右の人は左手を相手の手から引き離し、腕を丸くして受ける。
左の人はさらに左崩拳。右の人は左手を丸くしたまま螺旋で巻き込む。
左拳を相手の目に向けて突き出し、劈拳の起。
右足を外から進めて劈拳で顔を打つ。
この実戦的な動きが松田先生から伝えられた五行相生拳の始まりです。
川嶋先生が昔の大山道場時代の技術の考察がYouTubeで評判。
ちょっと待て!昔の大山道場時代の技術ならワシにも一言言わせろ。と言う事でマニアック対談が実現しました。
なにしろ松田先生から習った八極拳も最初から理解できたわけではない。組み手で使えなかったからです。
しかし、大山道場時代の組み手を当時を知る先生からから学ぶと、もの凄い事に気づきました。
そう、大山倍達総裁が空手の極意とした円の動きと構え。
大山道場時代の組み手はまさに何でもありの武術ルールだったからこそ、こうした技術が生きてました。
それは八極拳や太極拳、形意拳にも共通な武術の核であったのです。
松田先生もいつも近くの大学構内で練習してから家に帰っていました。
私の場合は家から一駅歩いて亀戸公園で毎日練習。天気など関係ありません。(雨の時は駐車場に変更しますが)
そんな私に熱中症警戒アラートなんて言われても困る。
確かに暑いけど今週も毎日炎天下を3キロ歩いて公園で練習。
いつもトランペット吹いてるオヤジや基礎体若者もさすがにいない。広い公園で伸び伸びと練習できる機会を逸するわけにはいきませんよ。
木陰で瞑想をしたら、今日は形意拳の「化」。太極拳と同じような静かな動きなので疲れるよりも元気になる。
季節と体調によって練習メニューを変えれば、一年中練習できるのが武術の魅力です。
ここが私の秘密練習場所。
さすがに今日は人っ子1人いないぞ。
だから私は昔から林先生を喧嘩術の達人と呼んでいるのです。
昨日の阿佐ヶ谷アパートメントは林先生の知られざる達人部分にうまく焦点を当てていました。
さすが、NHKの番組構成力は高い。
スクショのネームだけでも「喧嘩をしない為に喧嘩術を学ぶ」「笑顔がトラブルを回避する」「だから戦わずに勝てる」「怒りは自分の小ささの現れ」「小さな自分は将来の為に捨てて下さい。」トラブルに悩む相談者にも的確なアドバイスをしていました。
さらに「彼には喧嘩術の実技は必要ない」と番組側に語っていました。
これこそが武術の極意。
私も生活に役立つ武術が一番実戦的だと思っています。
喧嘩術の実戦性も少しは世間に知られたかな。
喧嘩術を家で学びたい人はこちら
http://bujutu.jp/kenkajutujissyuuhome/
「喧嘩をしない為に喧嘩術を学ぶ」
「笑顔がトラブルを回避する」
「戦わずして勝つ」
「怒りは自分の小ささの現れ」
「小さな自分は将来の為に捨てて下さい」
相談者は悩みが消えて深々とお辞儀。喧嘩術はよりよく生きるための生活術です。
]]>沈墜、纒絲、十字の発勁理論を整理して威力を増した。その通りですが、実はそれだけだと実戦に使えません。
実戦に使うには武壇独特の化勁を身につけなくてはならない。この化勁が武壇の発勁と相性がいい訳です。
これまでの八極にはない技術なので逆圏は八卦掌と六合短捶、順圏は陳家と形意拳から取り入れた、と言っていいでしょう。
松田先生曰く、李書文と劉雲樵先生が田舎の力任せの拳法を、内家拳的に昇華させた、と言うのはこの化勁にこそ秘密があります。
と言うわけで今日は形意拳の劈拳を使えるようにする三角形の歩法を練習。
三才歩こそ、武壇のあらゆる拳法を実戦に使えるようにするポイントかもしれません。
右構え。相手はオーソドックス。
ワンを右足を右前に進めつつパリー。
左足を右足に寄せつつ左手で相手の顔に打撃。劈拳ならここで鑚拳。
次に右ストレートがきたら、左足を左につつ左パリー。すこし上体はスウェイ。
すかさず右足を右前に出し相手の前足を封じる。この足がポイント。
あとは相手を押せば相手は逃げ場がないので、簡単にひっくり返ります。
]]>